トヨタ「“新型”ランドクルーザー」登場で注文“殺到”! 発売前時点で「即・受注停止」 “納期未定”に 史上初「V6ハイブリッド」設定の“改良モデル”はいつ買えるのか
トヨタ「ランドクルーザー300」が一部改良を受けて発売されました。販売店に最新情報を聞いてみました。
ランドクルーザー300、9月下旬の時点ですでに受注停止
2026年9月16日、トヨタ「ランドクルーザー300」シリーズを一部改良し、10月1日に発売しました。
受注状況やユーザーから寄せられた反響について、トヨタディーラーに問い合わせてみました。

トヨタ「ランドクルーザー」は、1951年の誕生以来、本格的なクロスカントリーモデルとして改良が重ねられ、過酷な環境下でも高い走破性を発揮し、世界各国の幅広い層から支持を集めています。
この系譜を受け継ぐランドクルーザー300は、2021年に発売されたシリーズのフラッグシップモデルです。
「信頼性・耐久性・悪路走破性は進化させつつ継承」、そして「世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現」することを目指して開発されました。
基本骨格に「TNGA GA-Fプラットフォーム」を採用することで車体の軽量化と高剛性化を実現し、舗装路から未舗装路まで安定した走行性能を発揮しています。
今回の一部改良では、国内のランドクルーザーシリーズとして初となるハイブリッドモデルが導入され、オフロードでの走破性とオンロードでの快適性が高い次元で両立されています。
シリーズ初となるハイブリッドモデルは「ZX」と「GR SPORT」の両グレードに設定されます。
新たに採用されたパラレルハイブリッドシステムは、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンにモーターを組み合わせたもので、システム最高出力457馬力、システム最大トルク790Nmという強力なスペックを誇ります。WLTCモード燃費は9.4km/Lです。
電動パワーステアリングも採用され、あらゆる路面状況における操縦のしやすさと疲れにくいステアリングフィールが追求されました。
ハイブリッドモデルには、専用の外装デザインや標準装備が用意され、上級の「ZX」グレードには漆黒メッキ加飾を施したフロントおよびリアエアロバンパーを装着。存在感を高めました。
内装では、荷室を上下2段に分割できるフレキシブルデッキボードや、電動リクライニング機能とセンタートレイを備えた5対5分割格納式のサードシートが採用されています。
加えて、センターコンソールボックス後部とラゲッジルーム左側には、非常時給電システム付きの1500Wアクセサリーコンセントが配置され、レジャーや災害時にも役立つ仕様となっています。
また、ハイブリッドモデルの追加にともない、既存の「GX」グレードにも見直しが加えられ、オフロードでの実用性に特化した仕様へと生まれ変わっています。
同グレードのパワートレインは従来の3.5リッターV6ツインターボエンジンに変わり、3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載。
装備面では、フロントおよびリアに電動デフロックが標準装備され、悪路走破性が強化されました。
外装には18インチアルミホイールと265/65R18サイズのタイヤ、ブラックメッキ加飾のラジエーターグリルなどが採用され、内装にはファブリックシート表皮やマニュアル式シートが用いられ、実用性を重視したシンプルでタフな仕立てとなっています。
このほか、全車にスマートフォン用の「おくだけ充電(ワイヤレス充電器)」、ITSコネクト、寒冷地仕様、ETC2.0ユニットが標準装備化されています。
ボディカラーには、新たに「ニュートラルブラック」が標準設定されたほか、メーカーオプションとして「プラチナホワイトパールマイカ」も追加されました。
な、乗車定員はハイブリッドモデルは7人乗り、ディーゼルモデルは5人乗りです。
一部改良を行ったランドクルーザー300の車両本体価格は630万800円から1020万300円となっています(いずれも消費税込み)。
ランドクルーザー300について、ディーラーに寄せられている反響や最新の納期を、発売前の9月下旬にトヨタディーラーへ問い合わせてみました。
「『ハイブリッドモデルに注目しているが、そもそも注文することは可能なのか』というお問い合わせをいただいております。
事実、現在もバックオーダーを抱えており、ご納期は未定となっております。(サブスクサービスの)KINTOをご利用いただくと4〜10か月程度でのご納車が可能です」
他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「他のモデルの納期は落ち着いてきましたが、ランドクルーザー300は現時点でもご納期が未定の状況が続いております。
新規のお客様に関しては『未定です』とお伝えすることになる公算が高そうです。現時点で具体的な納期がお伝えできるとしたら、KINTO経由でご契約いただく方法です。
いわゆるサブスクリプションになってしまいますが、少なくとも4〜10か月程度でのご納車が可能です。
確実にランドクルーザー300を手に入れたいというお客様はご検討いただければ幸いです」
納期未定で、少なくとも1年以上、あるいは年単位で納車待ちをするくらいであれば、KINTO経由でランドクルーザー300を手に入れるという方法はありかもしれません。
ただし、長く乗りたいというユーザーにとっては何とも複雑な心境ではないかと推察します。
待望のハイブリッドモデルだけに、1日でも早く安定して供給できる体制が整うのを待つばかりです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。






























