新車287万円! スバル「“新型”インプレッサ」に問合せ“殺到”! まさかのハイブリッド廃止&“1グレード”化で今後はどうなる? 扱いやすい「主力モデル」が販売店でも話題に
スバル「インプレッサ」の改良モデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。
モノグレード化した「インプレッサ」の納期は2か月程度
2026年9月17日、スバルは「インプレッサ」の改良モデルを発表しました。
その後のユーザーの反響などをスバルディーラーに問い合わせてみました。

インプレッサは、1992年にデビューしたスバルを代表する歴史あるモデルのひとつです。スポーティかつカジュアルなデザイン、乗る楽しさを引き出す優れた運動性能、安心をもたらす先進安全装備、そしてとことん使えるユーティリティを兼ね備えています。
2023年4月に登場した6代目にあたる現行型では、日本市場における名称が「インプレッサSPORT」から「インプレッサ」へと改められ、ボディタイプも5ドアハッチバックのみに絞られています。
ボディサイズは全長4475mm×全幅1780mm×全高1480〜1515mm。コンパクトカーらしい扱いやすいサイズ感です。
プラットフォームは「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を採用し、ボディはフルインナーフレーム構造の採用によって剛性を一段と高めながら、軽量化も両立させました。
これに加えて、2ピニオン電動パワーステアリングの採用により、応答遅れの少ないスポーティかつ上質なステアリングフィールを実現しています。
外観は、引き締まったスピード感のある鋭いシェイプに、大地を蹴り出すような力強さを感じさせる張り出したフェンダーを組み合わせることでスポーティさを表現し、インプレッサらしい個性を一段と際立たせています。
内装は、ドライビングとアクティビティのひとときを自然体で楽しめる、使い勝手のよいカジュアルな仕立てに仕上げられています。
11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを備え、実用性と利便性を高めています。
先進運転支援では、これまでスバルが培ってきた「アイサイト」の最新世代を搭載するとともに、広角単眼カメラを追加。高い安全性能を備えています。
パワートレインは当初、2リッター水平対向ガソリンエンジンと「e-BOXER(マイルドハイブリッド)」が用意されていましたが、電動化の進展や環境規制の強化を踏まえて商品ポートフォリオの見直しが進められています。
2026年7月にはe-BOXER(マイルドハイブリッド)搭載車の生産終了が発表され、現在は販売店の在庫対応のみとなっています。
今回の一部改良ではさらにラインナップが整理され、水平対向ガソリンエンジンを搭載する「Smart Edition」へと一本化されています。燃費性能はWLTCモードでFWD車が14.0km/L、AWD車が13.6km/Lです。
Smart Editionの外観は、ブラック塗装のフロントグリルバーやサイドシルスポイラー、ダークメタリック塗装の17インチアルミホイールなどが装備されています。
内装には、シルバーステッチをあしらったトリコット表皮のシートやアルミパッド付スポーツペダルが採用され、スポーティな空間が演出されています。
リアシートのUSB電源(Type-A、Type-C各1口)や6スピーカーなども標準で備わっています。
装備面ではナビゲーション機能が全車標準となった一方で、ユーザーが選びやすいよう、メーカー装着オプションの構成も見直されました。
これまで標準装備だったフルLEDハイ&ロービームランプやステアリング連動ヘッドランプ、アダプティブドライビングビーム、運転席10ウェイパワーシート&助手席8ウェイパワーシート、リバース連動ドアミラーなどは、セットオプションという扱いに変更されました。
FWDモデルでは、LEDリアフォグランプやステアリングヒーター、フロントシートヒーターもメーカー装着オプション扱いです(AWD車は標準装備)。
ボディカラーには、新色「イグニッションレッド」が加わっています。
インプレッサ Smart Editionの車両本体価格は、FWD車が286万5500円、AWD車が313万5000円となっています(いずれも消費税込み)。
モノグレードの展開となったインプレッサについて、ユーザーからの反響を9月下旬にスバルディーラーに聞いてみました。
「今回の一部改良で、マイルドハイブリッドモデルが廃止となり、ガソリンエンジン仕様のみとなりました。お客様からも『今後追加モデルがあるのではないですか』とお問い合わせをいただいております。
現時点では何とも言えませんが、その可能性は否定できないと(個人的に)思っております。
なお、一部改良モデルの納期は2か月程度を見込んでおります」
他のスバルディーラーにも問い合わせてみました。
「各メーカーともガソリンエンジン仕様が廃止となっているなか、マイルドハイブリッドモデルがなくなるという珍しい状況です。
当店のお客様も情報を熱心に集めていらっしゃる方が多く、『何かあるでしょ』と突っ込まれております。
今後どうなるかはまだ分かりませんが、インプレッサは歴史あるモデルですし、何らかの動きがあるかもしれません」
セールス氏が言うように、マイルドハイブリッドモデルを廃止して、ガソリンエンジン仕様のみというのも、昨今の状況からするとレアケースといえそうです。
ちなみにSUVモデルの「クロストレック」には、e-BOXER(マイルドハイブリッド)に代わり、ストロングハイブリッドの「S:HEV」が搭載されたことを考えると、インプレッサも今後、何らかの動きがありそうです。
歴史あるインプレッサが今後どう進化していくのか、要注目です。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。






















