日産「新型エルグランド」がめちゃ売れ中! 「アルヴェル」からの乗り換えも殺到! 16年ぶり全面刷新で「走行性能大幅アップデート」した新型モデルの販売状況は?
日産は2026年7月に発売した新型ミニバン「エルグランド」の販売状況を発表しました。
新型エルグランドが「受注1万台超え」
日産は2026年10月6日、7月に発売した新型ミニバン「エルグランド」の販売状況を発表しました。
発売後、10月4日までに1万300台を受注し、目標を上回るペースで好調だといいます。
エルグランドは1997年に登場した高級ミニバンです。メッキパーツを多用した押し出しの強いエクステリアや豪華なインテリア、強力なパワーユニットの採用によって高い人気を獲得し、「キングオブミニバン」として、高級ミニバン市場を活性化させました。
実に16年ぶりとなるフルモデルチェンジで4代目に進化した新型エルグランドは、2026年7月16日に発売されました。
新型エルグランドは、ライバル車の台頭により販売台数が伸び悩んでいた先代から大幅に刷新し、デザインの進化だけでなく、最新の第3世代「e-POWER」ハイブリッドと独自の電動四輪制御技術「e-4ORCE」による電動4WDの搭載、先進運転支援の充実化を図り、元祖高級ミニバンとして大きな進化を遂げています。
ラインナップは標準モデルの「X e-4ORCE」と装備を充実させた上級モデル「G e-4ORCE」の2グレードで、価格(消費税込、以下同)は689万7000円から757万9000円です。
このほか、日産の関連会社である日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手掛けたカスタムカー「AUTECH(オーテック)」シリーズや「VIP」なども設定し、幅広いラインナップを展開しています。

そんな新型エルグランドですが、日産のマーケティング担当者によると、発売から3ヶ月弱が経過した10月4日までに、受注台数は1万300台を記録したといい、当初の目標値を上回り、好調だと分析しています。
2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」での先行公開を皮切りに、発売までには販売店に問い合わせる人も非常に多く、16年ぶりのフルモデルチェンジということもあり、期待感も強かったようです。
購入者の属性としては40〜50代の男性が過半数で、次いで60代が20%、70代以上が14%。30代までの若年層は13%となっています。
マーケティング担当者は、40〜50代の年代層が高い割合であることについて、「新型エルグランドを長年お待ちいただいたお客様である」と分析しています。
乗り換えについては「LLミニバン」からの下取りが多く、なかでも先代エルグランドのユーザーがその過半数を占めているとしており、既存のユーザーからの支持の強さが伺えます。
また、購入者全体としては日産車ユーザーが62%といういっぽうで、他社のクルマを乗ってきた新規ユーザーについては発売当初は30%に留まっていましたが、10月初頭までに38%と高い割合を推移しています。
特に、2002年の2代目エルグランドと同時期に登場し、長年にわたりライバル車種として販売されてきたトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」は、高級ミニバンにおける最量販車種となっていますが、そこからの乗り換えも非常に多いとしています。
こうしたユーザーは発売前から新型エルグランドの情報を入手しており、ジャパンモビリティショーでの公開時から期待値が高かったユーザーも多かったようで、改めて発売後に販売店での試乗を通してe-POWERとe-4ORCEを組み合わせたことによる高い走行性能や静粛性、乗り心地に好印象を感じ、乗り換えを引き出すことができたといいます。
先出のマーケティング担当者によると、新型エルグランドは「実物を見ていただき、乗っていただいて真価が伝わる」と話しており、これまでの外部展示や販売店での試乗の機会を多数設けたことが、新型エルグランドの良さを理解してもらえるきっかけになったと分析しています。
実際に販売現場や試乗イベントで触れたユーザーからは、「思っていた以上に静かで乗り心地がよい」「走行性能は抜かりない出来」「試乗している最中に購入意思が固まった」などの声が寄せられているということで、販売スタッフも「実物を見て購入意欲が上がったのは間違いない」「試乗すると全てのお客様からの反応が変わる」といった意見があるといいます。

グレードはベース車の上位グレード「G e-4ORCE」が57%と、高額ながらも上級モデルが人気をなっています。さらにNMCによるカスタムカー「AUTECH e-4ORCE」は14%、「VIP e-4ORCE」「AUTECH LINE e-4ORCE」もそれぞれ10%と、上級グレードが9割を占め、想定より高くなっています。
上級グレードでは、エントリーモデルの「X e-4ORCE」と比較し、14.3インチの大型インフォテイメントや前席・2列目シートベンチレーションの装備など、高級モデルに求められる快適装備を多数標準装備しています。
メーカーオプションは、「Boseプレミアムサウンドシステム」を約7割が選択しており、新型エルグランドの高い静粛性と相まって、音質の良さが好評とのことです。
高速道路における同一車線ハンズオフ運転を実現する高度運転支援「プロパイロット2.0」も39%が選択しており、グレード選択も含め、高級ミニバンでは充実した装備が求められていることが改めて認識できます。
ツインサンルーフも装着率が多く、G e-4ORCEでは39%、X e-4ORCEでは14%が選択しています。
ボディカラーは「プリズムホワイト」が41%、「ミッドナイトブラック」が33%と、シンプルな無彩色が不動の人気であるいっぽう、プロモーションカラー(訴求色)である「FUJI DAWN -フジドーン-/至極 -シゴク-」の2トーンも8%が選択しています。
内装色が選択できるG e-4ORCEのインテリアカラーは、濃い紫系の「紫檀 -シタン-」が77%、「銀雪 -ギンセツ-」が23%となっています。
今後については、販売現場と連携を強化してユーザーへ直接触れる場面を増やし、販売のペースをアップしていくことを目指しているとしています。
Writer: くるまのニュース編集部
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