新車183万円で5人乗り! トヨタ「“新”スライドドア・ワゴン」に大注目! 軽より安い金額で「価格とのバランス」が丁度良い! コスパ良好の「ルーミー」一部改良が販売店でも話題に
トヨタ「ルーミー」の一部改良モデルが2026年8月に発売されています。最新情報を販売店に聞いてみました。
ママさん人気の「ルーミー」の一部改良モデルの納期は2〜3ヵ月程度
2026年8月31日、トヨタは「ルーミー」の一部改良を実施し、同日に発売しました。
その後のユーザーからの反響や納期について、トヨタディーラーに問い合わせてみました。
2016年11月に発売されたルーミーは、ダイハツ「トール」からOEM供給を受ける5人乗りコンパクトトールワゴンです。
ボディサイズは全長3700〜3705mm×全幅1670mm×全高1735mm、ホイールベースは2490mmと、軽スーパーハイトワゴンを少々大きくしたようなサイズ感で、今や希少となった5ナンバー(小型車)枠に収まるモデルです。狭い道や運転に自信のない方でも扱いやすくなっています。
一方で室内長は2180mm、室内高は1355mmを確保し、低床フロアの採用によって地上からステップまでの高さは366mmとなり、さらに両側スライドドアを装備するなど、子育て世代からシニア層まで幅広い層にとって使い勝手の良さが際立っています。
先進安全機能としては、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制機能などを備える運転支援システム「スマートアシスト」を採用。停車中にブレーキ保持ができる電動パーキングブレーキも装備されています。
パワートレインには1リッター直列3気筒エンジンとCVTの組み合わせを採用。街乗りに適した自然吸気エンジンに加え、坂道や高速走行でも力強さを発揮するターボエンジンもラインナップされます。
駆動方式は2WD(FF)が基本ですが、自然吸気エンジン仕様には4WDの設定もあります。
フロントフェイスは2種類が設定されており、通常モデルは黒く大きなロアグリルを配した親しみやすいデザイン、「ルーミーカスタム」は存在感のある大型メッキグリルをあしらった華やかなデザインとなっています。

今回の一部改良では、安全性能の強化に加え、快適装備の拡充やオプションの多様化が図られ、クルマとしての完成度が全体的に底上げされました。
なかでも大きな変更点は予防安全性能の向上です。衝突被害軽減ブレーキを含むスマートアシストが全グレードへ標準装備となりました。
あわせて、交差点右折時における対向直進車の検知や、右左折時に横断する歩行者の検知にも新たに対応し、交通量の多い市街地や見通しの悪い交差点といった日常的なシーンでの安心感が高まっています。
衝突時の乗員保護についても改良が加えられています。運転席・助手席のSRSサイドエアバッグに加え、前後席を守るSRSカーテンシールドエアバッグが全車標準となっています。
安全面の強化とあわせ、室内の快適性や質感についても手が入れられました。
エントリーグレードの「X」では装備の見直しが行われ、運転席アームレストやシートの上下アジャスター、助手席下のシートアンダートレイが新たに採用されています。
ドライバーの体格に応じた運転姿勢の調整がしやすくなったほか、車内収納力や快適性も向上しました。
メーターまわりでは、視認性に優れた2眼式のオプティトロンメーターとTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイが導入され、質感の底上げにもつながっています。
メーカーオプションも充実しました。上級の「G」「G-T」グレードには要望の多かった電動パーキングブレーキとブレーキホールドを新設定。
これにより停止保持機能付きの全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)も選べるようになり、渋滞時や長距離移動での負担軽減に貢献します。
パッケージオプションも整えられ、X以外のグレードには「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」が用意されたほか、全グレード対象で9インチディスプレイオーディオやHDMI端子、USB端子(Type-A)をまとめた「ディスプレイオーディオパッケージ」も設定。
スマートフォン連携をはじめとする車内機能の使い勝手が向上しています。
車両本体価格は、183万400円から234万6300円となっています(いずれも消費税込み)。
ディーラーに寄せられている反響について、9月中旬にトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「子育て世代のママさんに人気があります。ほとんどのグレードに両側電動スライドドアが装備されていて日常的に使いやすいサイズということで、クルマを通勤や保育園などの送迎にお使いになるケースが多いようです。
さらに、乗用車でありながら、大半のグレードの車両本体価格が200万円前後であり、なおかつ2〜3か月程度で納車できる点も魅力だと思います」
他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「これまでは軽自動車にお乗りだったお客様が『この価格で買えるなら』ということで、ルーミーに乗り換えられる傾向があります。年齢層としては30代〜40代の女性オーナーの方が多い印象です。
子育てが一段落して3列シート・7人乗りの大きなミニバンはもう不要だし、高速道路に乗ることもあるから乗用車のほうがいいという理由でルーミーを選ばれる方もいらっしゃいます。
他社さんのモデルによっては、軽自動車よりもルーミーの方が購入時には安く抑えられる逆転現象が起こっています。
もともとはトールワゴンの軽自動車をご検討いただいていたお客様が、『それならば…』という理由でルーミーをお選びになるケースも増えています。
ご納期は2〜3か月程度が目安です」
3列シートを備えたミニバンは大きすぎるし、軽自動車では少し小さい。ちょうど良いサイズと価格帯の乗用車に乗りたい。
その点、ルーミーならほとんどのグレードに両側電動スライドドアが標準装備されていますし、安全装備も充実しています。
5ナンバーボディであれば、狭い駐車場での取り回しもラクでしょう。
日本独自のニーズなのかもしれませんが、ルーミーのようなモデルがもっと増えてくれると、子育て世代はとても助かるのです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。










































