めちゃ速そうな新「4ドア“オープン”Gクラス」発表! カクカクボディ×ガバッと開く「ルーフ」採用! 900馬力「V8エンジン」のブラバス「900ロケットエディション カブリオ」独国で登場
ブラバスは2026年9月22日、メルセデスAMG「G 63」をベースとするオープンモデル「900ロケットエディション カブリオ」を発表しました。ブラバス「ロケット」史上初のオープンモデルは、どのような仕立てなのでしょうか。
ブラバス「ロケット」史上初のオープン!
ドイツのチューナーブランド「ブラバス」は2026年9月22日(現地時間)、メルセデスAMG「G 63」をベースとするオープンモデル「900ロケットエディション カブリオ(900 ROCKET EDITION CABRIO)」を発表しました。
現行型(W465型)のG 63をベースに、2ピース式のソフトトップと、最高出力900馬力を発生する4.5リッターV型8気筒ツインターボエンジンを組み合わせたモデルです。ブラバス「ロケット」史上初のオープンモデルで、生産台数は世界限定10台です。
ブラバスは2025年11月にも、同じくG 63をベースとするオープンモデル「800カブリオ(800 CABRIO)」を発表しています。800カブリオの最高出力は800馬力で、今回のモデルはそれを100馬力上回ります。
ソフトトップは500点を超える新開発部品で構成され、開閉にかかる時間は20秒です。リアウインドウには熱線入りの安全ガラスを採用。ブラバスは高い構造剛性を確保する設計だと説明しており、閉じた幌は補強されたフロントウインドウの枠に固定されます。
幌の前側には幅広のカーボンファイバー製ルーフボウを組み込み、高速走行時も形状を保つとともに、室内の騒音低減にも大きく寄与するとブラバスは説明しています。
リアドアの後方には、スチール製のロールバー「C-BOW」を配置。外側は、カーボンの織り目を見せたパーツで覆われています。開けた幌の後部はリアシートの後ろに折りたたまれ、専用のトノカバーで覆われます。
完成後の全車には、気候試験室で10時間を超えて連続で散水試験を実施し、合格した車両だけを納車します。
エンジンは、ベースの4リッターから4.5リッターへ排気量を拡大したV型8気筒ツインターボです。コンプレッサーを大型化した2基の専用ターボチャージャーは、最大1.4barの過給圧を生み出します。
スペックは最高出力900馬力・最大トルク1250Nmで、最高出力は6200rpm、最大トルクは2900rpmで発生します。ただし最大トルクは、電子制御により1050Nmに制限されています。最高出力は、標準のG 63のエンジンを315馬力上回ります。
0-100km/h加速は3.7秒です。最高速度は、タイヤ保護のため電子制御で240km/hに制限されています。
排気系には、アクティブバルブ付きのステンレス製スポーツエキゾーストを採用。力強いV8サウンドの「Sport」モードと、控えめな音量の「Coming Home」モードを選べます。
足まわりには、KWと共同開発したアルミ製の車高調整式サスペンション「RideControl」を採用し、車高を最大45mm下げられます。減衰特性は、標準のドライブモード切り替え機能で調整できます。

エクステリアは、拡幅したフェンダーや光沢仕上げのカーボンパーツ、大型エアインテーク付きのフロントまわりを備えたロケットエディション仕様。カーボン製のグリルサラウンドは発光します。
ホイールは3スポークデザインの24インチ鍛造「Monoblock II EVO」で、サイズはフロントが10J×24、リアが12J×24です。
インテリアはブラックのレザーとアルカンターラを基調とし、「ロケットレッド」のステッチやパイピングを組み合わせています。パドルシフトには、エンジン回転数に応じて色が変わるLEDインジケーターを内蔵。専用ヒンジにより、リアドアは90度まで開きます。
荷室には、ブロックチェーン技術を用いた「Digital Product Passport(デジタル・プロダクト・パスポート)」を組み込んだ専用プレートを装備。車両の真正性や所有情報、仕様を確認できます。
ブラバスが2026年9月時点で販売車両として案内している一台の価格は、102万274.58ユーロ(約1億8206万円 ※2026年9月下旬時点)です。価格は、ボトロップ工場渡しの条件です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



























