3年ぶり復活! 1.5Lターボの新「“スライドドア”ミニバン」に注目! 全長4.7mで“3列7人乗り”! “トヨタ・ヴォクシー”よりちょっと大きい砂色のシトロエン「ベルランゴ」登場
シトロエンの人気MPV「ベルランゴ」に、フランス語で砂を意味する特別色「SABLE」が500台限定で復活しました。かつて販売の7割を占めたという人気カラーは、どのようなモデルに設定されるのでしょうか。
販売の7割を占めた“人気の1色”が全4モデルに
ステランティス ジャパンは2026年8月20日、シトロエンのMPV(マルチ・パーパス・ビークル=日本でいうミニバン)「BERLINGO(ベルランゴ)」に、特別ボディカラー「SABLE(サーブル)」を採用した限定車を発表しました。合計500台の限定販売となります。
ベルランゴは、5人乗りの標準ボディと、3列シートで7人乗りとなるロングボディを設定するフレンチMPVです。両側スライドドアを備え、2021年から2025年まで5年連続で輸入車MPV登録台数No.1を獲得しています。
ボディサイズは、5人乗りの標準ボディが全長4405mm×全幅1850mm×全高1830mm、7人乗りのロングボディが全長4770mm×全幅1850mm×全高1850mmです。
日本で人気の3列ミニバンであるトヨタ「ヴォクシー」の2WD車は、全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mmです。
比較すると、ベルランゴ ロングはヴォクシーより全長が75mm長く、全幅が120mm広い一方、全高は45mm低いサイズとなります。
国産ミニバンより少しワイドなボディながら、両側スライドドアや3列シートを備え、家族での移動や週末のレジャーにも使いやすい実用性を備えています。
パワートレインは、いずれも最高出力130馬力・最大トルク300Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせです。WLTCモード燃費は18.1km/Lです。
今回のSABLE復活は、ベルランゴファンから寄せられた多くの声を受けて実現したものだといいます。
主役となるサーブルは、フランス語で「砂」を意味するボディカラーです。ベージュにグレーのニュアンスを加えた柔らかなサンドカラーが特徴で、自然の風景にも都市の街並みにもなじむ色合いとされています。
このカラーが設定されたのは、ベルランゴが日本市場で初めてカタログモデルとして正式導入された2020年のことです。
シトロエンならではの個性と洗練された感性を表現したカラーとして多くの支持を集め、当時販売された車両の7割を占める人気色となりました。
その後、2022年にサーブルの販売は終了しましたが、2023年には限定車「BERLINGO Edition Sable(ベルランゴ エディション サーブル)」として、日本で500台限定で復活しています。
このときは5人乗りの標準ボディに加え、当時初めて7人乗りのロングボディにも採用され、大きな反響を呼びました。
そして今回は、日本市場から寄せられた継続的な要望を受けての再登場です。
見逃せないのが、設定モデルの幅です。
5人乗りの標準ボディと7人乗りのロングボディに加え、走行モードを選択できるグリップコントロールを搭載した「XTR Grip Control Package(エックスティーアール グリップ コントロール パッケージ)」を含む全4モデルに設定されました。
XTR Grip Control Packageは、グリップコントロールに加え、17インチアルミホイールや専用内外装を備えた仕様です。
日常使いだけでなく、キャンプやアウトドアなどにも似合う雰囲気を高めており、ベルランゴの道具感あるキャラクターとサーブルの色合いをより引き立てます。
シトロエンは、2025年に復活した特別色「アクア グリーン」が多くのユーザーから好評を得たことに続き、今回のサーブル再導入でベルランゴの魅力をさらに広げるとしています。

価格(消費税込)と限定台数は、5人乗りの「BERLINGO MAX BlueHDi」が467万円で100台、7人乗りの「BERLINGO LONG MAX BlueHDi」が485万円で150台です。
XTR Grip Control Package装着車は、「BERLINGO MAX BlueHDi XTR Grip Control Package」が481万2000円で100台、「BERLINGO LONG MAX BlueHDi XTR Grip Control Package」が499万2000円で150台となります。
全国のシトロエン正規ディーラーで取り扱われ、合計500台限定で販売されます。
※ ※ ※
販売の7割を占めた人気色として知られるサーブルが、5人乗りから7人乗り、さらにXTR Grip Control Packageまで全4モデルで復活した今回のベルランゴ限定車。
シトロエンらしい遊び心とフレンチシックな世界観を表現するサンドカラーをまとい、ベルランゴの実用性と個性をさらに引き立てる一台といえそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

















