新車約172万円! “トヨタ・ライズ”級の最新「スポーティSUV」に大注目! 全長4m以下のちいさなボディに1.0L「ターボ」×6速MT! 赤キャリパーもカッコいいヒョンデ「ヴェニューN Line」印国仕様とは
ヒョンデがインドで展開するコンパクトSUV「ヴェニュー」には、スポーティな「N Line」が設定されています。新車200万円以下から狙える最新モデルは、どのようなクルマなのでしょうか。
“ライズ”級のスポーティSUV!
ヒョンデがインドで展開するコンパクトSUV「ヴェニュー(VENUE)」には、走りを前面に押し出した「N Line(エヌ ライン)」が設定されています。
N Lineは、既存モデルにヒョンデの高性能ブランド「N」の感性を取り入れたシリーズです。
ヴェニューは2019年のデビュー以来70万台以上を販売し、インドのコンパクトSUV市場で常に上位3車に入る、ヒョンデを代表するSUVのひとつです。N Lineは、その標準車に対して32か所の専用アップグレードを施したモデルです。
最新モデルが世界初公開されたのは2025年11月、インド・グルグラムでのこと。従来型を全面刷新し、標準車とN Lineが同時に登場しました。プネー工場で生産される最初のモデルであり、2030年までに投入を計画する26製品の第1弾でもあります。
ベースとなるのは、グローバルK1エンハンスドプラットフォーム。ホットスタンピング材やUHSS、AHSS、HSSをボディ構造の71%に使用しています。2026年3月には、インドの安全性能評価「Bharat NCAP」で、標準車とともに成人・子ども乗員保護の5つ星を獲得しました。
エクステリアは、ダークメッキのグリルにN Lineエンブレムを配置し、前後バンパーとサイドシルガーニッシュには赤いアクセントを採用。ルーフレールにも赤を取り入れ、リアにはウイングタイプのスポイラーとツインチップマフラーを備えます。
ただし、ボディカラーが「ドラゴンレッド」の場合、前後バンパーとサイドシルガーニッシュのアクセントはシルバーとなります。
足元には17インチのダイヤモンドカットアルミホイールを装着し、赤いブレーキキャリパーとNエンブレムを組み合わせます。ブレーキは前後ともディスク式で、上級グレードにはシーケンシャル式LEDウインカーも備わります。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1800mm×全高1665mm、ホイールベースは2520mmです。従来型に対して全高は48mm高く、全幅は30mm広がり、ホイールベースも20mm延長されました。
日本でも人気のトヨタ「ライズ」は全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、ホイールベース2525mmで、全長はヴェニュー N Lineとまったく同じです。一方、ヴェニュー N Lineは全幅が105mm広く、全高は45mm高く、ホイールベースは5mm短くなっています。
インテリアはブラックを基調に赤いアクセントを採用。N Line専用ステアリングホイールにはパフォーマンスコントロールボタンを備え、専用シフトノブやメタルペダル、Nロゴ入りのレザー調シートを組み合わせます。
上級グレードには、12.3インチのナビゲーションとフルデジタルメーターを採用。Bose製8スピーカーのほか、サラウンドビューモニター、ブラインドスポットビューモニター、スマートアロマディフューザー、ドライブレコーダーも装備されます。
安全面では70以上の先進安全機能を掲げ、うち41項目を標準装備。電子パーキングブレーキやTPMSハイラインなども備えます。上級グレードには、21の機能で構成されるレベル2の先進運転支援システム(ADAS)も設定されています。
パワートレインは、最高出力120馬力・最大トルク172Nmを発揮する1リッター直列3気筒ターボエンジンのみです。トランスミッションは6速MTまたは7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を選択でき、駆動方式はいずれも前輪駆動です。
ちなみに、ライズの4WD車に搭載される1リッターターボエンジンは最高出力98馬力、最大トルク140Nmで、ヴェニュー N Lineは22馬力、32Nm上回ります。

上級グレードには、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」のドライブモードと、「サンド」「マッド」「スノー」のトラクションコントロールモードも搭載。7速DCT車にはパドルシフトも備わります。燃料タンク容量は45リットルです。
価格は、標準のヴェニューが79万9900ルピー(約129万円)からなのに対し、N Lineは106万6100ルピー(約172万円 ※2026年9月中旬時点での為替レート換算)からです。グレードは2種類で、下位グレードでは6速MTと7速DCTを選択でき、上級グレードは7速DCT専用となっています。
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2026年9月時点で、ヴェニュー N Lineの日本市場への導入はアナウンスされていません。しかし、日本の狭い道でも扱いやすい全長4m以下のボディに120馬力のエンジンと赤いキャリパーを収めた仕立ては、もし日本で発売されれば注目されそうな魅力的な1台です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
































