内部が透ける「スケルトン外装」が凄すぎる!? クラシックなのに中身は先進的な「新型レトロEV」生産開始! 「めちゃかわ」「欲しい」と話題の英国ブランド「ロイヤル・アロイ」とは
2026年6月、イギリス生まれのスクーターブランドであるロイヤル・アロイがEVスクーターの生産を9月より開始すると発表しました。同ブランドはどのようなモデルを手掛けるメーカーなのでしょうか。
内部が透ける「トランスペアレント仕様」に注目
ロイヤルアロイは、クラシックスクーターの伝統を受け継ぐブランドとして2017年に設立されました。
同社の「GP250S MT」は250ccクラスの普通自動二輪車に分類されるスクーターで、クラシックな外観と現代の技術が融合したデザインにより、ラインナップの中でも特に人気のあるモデルの一つです。
ロイヤル・アロイはこれまで、「古くて新しい」「新しいけどレトロ」というコンセプトのもとでスクーターを展開してきたブランドです。同社は今回、「レトロ・スクーターの美しさを将来へ受け継いでいくためには電動化が欠かせない」との判断から、EV開発に大きく踏み込みました。
背景には市場動向もあります。電動コミューターのシェアは欧州で29%、北米で32%、アジアでは54%に達しているとされており、ハイエンドユーザー層を中心に「卓越した工業デザインと先進技術」を購買動機とする層が増加しているとされています。同社はこの層を主要ターゲットと位置づけています。
外装は、既存のボディデザインをそのまま踏襲しています。鉄ボディならではの重量感と質感を維持しつつ、フレームはEV専用設計として新規開発しており、同フレームは特許を取得済みです。
車両重量はバッテリーを含めて150kg以下に抑えられており、スクーターとしての扱いやすさが考慮されています。
駆動系には、専用設計のサイドマウント型スイングモーターを採用しています。瞬間最大出力は27kWで、スクータークラスとしては高い出力水準を誇ります。
バッテリーには最上位モデルで半固体電池を採用しており、容量は90V/90Ahの大容量仕様です。航続距離はWMTCモードで220kmに達します。
廉価グレードにはリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載し、それでも最低110km以上の航続距離を確保しています。シリーズを通じて高水準のバッテリー性能が維持されています。
充電システムは、各国の規格に応じたAC/DC急速充電に対応しています。日本向けにはAC/J1772(200V充電)ソケットを採用しており、全国4万か所以上の充電ステーションを活用できます。
CHAdeMO(もしくはCCS1/2)準拠のオンボードチャージャーを選択した場合、満充電までの所要時間は約40分です。家庭用AC電源での通常充電にも対応しています。
インターフェイスはEV専用に設計されており、車両状態およびバッテリー状態をリアルタイムで監視・表示する機能を備えています。ダッシュボードはスマートフォンとシームレスに接続でき、キーレスでの電源ON/OFFも可能です。コネクティビティ機能には盗難防止システムも含まれています。
ランナップは大別すると原付二種モデルと軽二輪の2タイプで、価格は84万7000円からとなっています。

ロイヤル・アロイが展開する新型EVは車体の一部に内部の構造が透けて見える「トランスペアレント(透過)」仕様のサイドカバーが装着されており、「GP350MT」や「GP250MT」など、ガソリン車にも同仕様が採用されています。
従来のスクーターの多くには、スチールやプラスチックの不透明な外装によって内部のメカニズムが隠されるデザインが採用されてきました。
ロイヤル・アロイのスケルトン仕様モデルに対し、SNS上では「これいいなぁ! ロイヤルアロイのモデルかなりかわいい」「ロイヤルアロイのスクーターかわいいよね。見れば見るほどほしくなる」「EV登場ってことで初めて知ったメーカーだったけど、どのモデルもめっちゃかわいい! スケルトン仕様おしゃれだなー」など、1960年代のモッズカルチャーを思わせるクラシックなフォルムと、内部のフレームが透けて見えるサイドカバーの組み合わせに対し、高く評価する声が多数寄せられていました。
また、「カラーバリエーションがすごく豊富でいいね。知名度を上げて、もっと人気を獲得してほしい」と、スケルトン仕様という他メーカーのモデルにはないユニークな特徴やカラーラインナップの豊富さに対しても関心が寄せられています。
Writer: くるまのニュース編集部
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