新車271万円! トヨタ新型「最安“4WD”ミニバン」が凄い! リッター25km超の「めちゃ低燃費」&“2m超え”のひろ~い「フラット荷室」実現! 「車中泊」も余裕と大評判な“賢者の選択”「シエンタ“X E-Four”」とは!
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」には、パワートレイン・駆動方式・シートタイプの組み合わせで全18種類ものラインナップが存在します。そのなかでも「X(ハイブリッド・E-Four・5人乗り)」は、エントリーグレードでありながら4WDと最大荷室という2つの実用性を両立できる組み合わせとして、見逃せない選択肢になっています。
トヨタ新型「最安“4WD”ミニバン」が凄い!
トヨタ最小のミニバン「シエンタ」は、現行型で3代目となります。2022年8月のフルモデルチェンジ以来、常にトップクラスの販売実績を維持する人気モデルで、2026年8月3日にも一部改良を実施し、さらに魅力を高めています。
そんなシエンタのなかでも、最も廉価な4WDモデル「X(ハイブリッド・E-Four・5人乗り)」は、どのようなクルマなのでしょうか。
シエンタで4WD(E-Four)を選びたい場合、まず知っておくべきことがあります。
4WDはハイブリッド車にのみ設定されており、ガソリン車には用意されていません。
つまり雪道や積雪地域での使用を前提に4WDのシエンタを検討する場合、パワートレインは自動的にハイブリッド一択になるということです。
X(ハイブリッド・E-Four)は、この「4WDが欲しいなら必然的にハイブリッドになる」という制約のなかで、最も手頃な価格から4WDを選べるグレードという位置づけになります。
シエンタはどのグレードでも5人乗りの2列シートタイプと7人乗りの3列シートタイプを選択できますが、この2つには荷室容量に大きな違いがあります。
5人乗り2列シートタイプの最大の魅力は、荷室スペースの広さです。シートをフルフラットにした際の荷室長は2045mmに達し、これは7人乗り3列シートタイプの1525mmと比較して520mmも長くなります。
さらに5人乗りタイプは、フルフラット状態にしたときに隙間や凹凸のない平らな荷室スペースを実現しています。
大きな荷物の積載はもちろん、車中泊向き。アウトドアや旅行での荷物量が多いユーザー、あるいは自転車やサーフボードなど長尺物を積む機会が多いユーザーにとって、5人乗り仕様という選択は使い勝手を大きく左右するポイントです。

Xグレード(ハイブリッド・E-Four・5人乗り)のカタログ燃費は25.2km/L(WLTCモード燃費)です。
4WDという駆動方式でありながらこの燃費水準を実現できているのは、ハイブリッドシステムの恩恵によるところが大きく、2WD・5人乗りのハイブリッドXグレードで記録される28.4km/Lと比べても、4WD化による燃費低下は比較的小幅に抑えられています。
積雪地域での安心感と燃費性能を両立したい人にとって、納得感のある数値といえるでしょう。
パワートレインは1.5リッターダイナミックフォースエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた構成で、トランスミッションは電気式無段変速機を採用。燃料タンク容量は40リットルで、日常の給油頻度も抑えられます。
ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1715mm、ホイールベース2750mmで、最小回転半径は5mです。
4WDを搭載していながらも、シエンタ本来の取り回しやすさは損なわれておらず、狭い駐車場や住宅街の道でもストレスなく扱えるサイズ感を維持しています。
車両重量は1390kgで、ハイブリッド4WDとしては軽量な部類に入ります。
X(ハイブリッド・E-Four・5人乗り)の新車価格(消費税込、以下同))は271万9000円です。
上級グレードの「Z」(ハイブリッド・E-Four・5人乗り:335万7200円)と比較すると、装備面ではシンプルな構成になります。
たとえば後席ドアは、Xは助手席側のみ電動開閉式ですが、他グレードは両側パワースライドドアとなります。オーディオレスのXに対し、Zには10.5インチ画面が備わるディスプレイオーディオが標準装備です。
またボディカラーは、Zが全6色選べるのに対し、Xは4色に絞られるなど、装備や機能面で少なくない差があります。
しかし4WDによる走行安定性、5人乗りならではの広大な荷室、そしてハイブリッドの燃費性能という3つの実用的な価値を、比較的手頃な価格で手に入れられる点が最大の魅力です。また基本的な安全装備も上級グレードと同等に備わっています。
降雪地域に住んでいる、あるいは荷物をたくさん積む機会が多いというユーザーにとって、XグレードのハイブリッドE-Four・5人乗りは、価格と実用性のバランスに優れた現実的な一台といえるでしょう。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。















































































