ホンダ「ヴェゼル」をローンで購入! 自動車ローン購入のポイントを解説

近年人気のコンパクトSUVの中でも、ホンダ「ヴェゼル」はSUV年間販売台数トップクラスの車両として人気を集めています。グレードによっては200万円台前半で購入でき、実際にヴェゼルの購入を検討している、興味があるという方は多いのではないでしょうか。

ホンダ「ヴェゼル」について

 まずは、ホンダ「ヴェゼル」の発売時期や基本性能をご紹介します。

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ホンダ「ヴェゼル」の基本情報


 ヴェゼルは2013年12月に発売されたコンパクトSUVとして登場しました。発売当初、各メーカーに明確なライバル車が存在しなかったことと、デザインやサイズ、使用用途などが市場ニーズにマッチし、2019年暦年(2019年1月~12月)における販売台数が55,886台となり、SUV新車販売台数で第一位を獲得したクルマとなっています。

 2020年9月現在、各メーカーから多数のコンパクトSUVが登場する中、ヴェゼルは引き続き高い人気を誇っています。

 ヴェゼルの2020年モデルは駆動方式で「FF車」と「4WD車」、エンジン・パワーシステムで「ガソリン」と「ハイブリッド」が用意されています。グレード構成は、「FF×ハイブリッド」モデルが5種、「4WD×ハイブリッド」モデルが4種。「FF×ガソリン」モデルが5種、「4WD×ガソリン」モデルが2種。合計16のタイプから選択することが可能です(2020年9月現在)。

 ヴェゼルのボディサイズは、全長×全幅×全高が4330×1770×1605mmで、日本のコンパクトSUVとしては比較的大きいサイズのモデルとなります。大容量のラゲッジスペースや多彩なシートアレンジ機構を備えており、乗る人数や用途に合わせて自由に使い分けられるカスタマイズ性の高いSUVモデルです。

ホンダ「ヴェゼル」を購入するには?

 ここからは、ヴェゼルの本体価格や売れ筋グレードなど、購入を検討するうえで知っておきたい内容を紹介していきます。

購入価格は?

 ヴェゼルの新車価格は、FF・ハイブリッド車が250万5,555円~346万7,200円、FF・ガソリン車が211万3,426円~352万8,800円。4WD・ハイブリッド車が272万5,555円~361万7,900円、4WD・ガソリン車が233万3,426円~242万5,093円(全て税込価格)となります(2020年9月現在)。

売れ筋のグレードは?

 ヴェゼルを紹介するサイトやメディア、ディーラーの情報などから、売れ筋のグレードとして取り上げられているのが、走行性能に優れた「TOURING」および「TOURING Modulo X」。23.4km/リッターの低燃費を実現している「HYBRID Z・Honda SENSING」と言われています。

 それ以外にも、ユーザーの使用用途に合わせて、駆動方式とエンジンシステムで16の組み合わせから、あなたにピッタリのグレードが見つけられるのも、ヴェゼルの高い人気の要素にもなっています。

見積表チェックと値引き交渉

 見積表とは、車両価格やオプション価格、メーカー保証や保険手続きの代行など諸費用を含めた購入価格を販売業者側で計算したリストのことです。車庫証明や検査登録届出の代行費用、自動車税や重量税といった各種税金なども見積表に記載されます。

 見積書の内容をしっかりと理解しておくことで、自分が購入するクルマがどれだけの費用がかかるのか、また、他メーカーのクルマとどれだけ費用が違うのかなどが分かるようになります。

 また値引き交渉を行う上で、見積書の内容把握は重要です。オプションや手数料など、どのようなものに費用がかかっているのか。競合車の見積書とどのような項目に違いがあるのか。細かいことをチェックしておくっこと。

 そのような情報を元に、しっかりとした交渉をすれば、ヴェゼルは本体価格から10万円~15万円の値引き額の相場として望めると言われています。実際に値引き交渉を実施する際には、複数の店舗からの見積り取得や、競合車のチェック、見積りなど比較検討して、購入する店舗を決めることをおすすめします。

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納期はどのくらい?

 ヴェゼルの納期は、約1ヶ月~2ヶ月となっています(2020年9月現在)。ボディカラーやオプションの有無など、購入を希望する内容とマッチする車両在庫がある場合は、想定よりも早く納車される場合もあるので、実際の納期に関しては、購入先のディーラーや販売店に確認をしましょう。

自動車ローンの基礎知識


 新車(中古車も同様)を購入する際に自動車ローンを用いるのは珍しいことではありません。ここからは、自動車ローンを組む際の必要書類、自動車ローンを組める場所、自動車ローン締結までの流れなどを詳しく解説していきます。

自動車ローンを組む前の確認事項

 自動車ローンを利用してヴェゼルを購入する場合、返済期間をどの位にするか、金利はどの程度かなどを事前に確認することをおすすめします。どこで自動車ローンを組むかによって手続きの流れや必要な書類も変わってくるので、自動車ローンを組む際には組み方を事前に考えておくことが大切です。

自動車ローンに必要な書類など

 自動車ローンを組む際は、「本人確認書類」、「収入額を証明できる書類」、「車の見積書や注文書などの書類」が必要書類とされています。また、自動車ローンの種類によっては「銀行口座の通帳」や「印鑑証明書」が別途必要になることがあります。実際に必要な書類に関しては、自動車ローンを組む会社へ直接確認する必要があります。

自動車ローンの種類


 自動車ローンを組む際には、「銀行ローン」「ディーラーローン」「自社ローン」「残価設定型ローン」の4種類のいずれかを利用することがほとんどです。

 銀行ローンは比較的低金利で、車の所有権をすぐに購入者に移せることがメリットです。ただし、審査が厳しく、審査にかかる時間が長いというデメリットがあります。

 ディーラーローンは、ディーラーと提携している金融機関とローン契約を締結する方式です。契約手続きが簡単で、審査が比較的通りやすいことがメリットです。ただし、ローンを完済するまでは車の所有権を獲得できないというデメリットがあります。

 自社ローンは、車を販売している店舗と直接ローン契約を締結する方法です。審査が比較的通りやすく、購入からローン締結までが早いことがメリットです。ただし、他のローンと比較して金利が高く、完済するまでは車の所有権が販売業者側にあることがデメリットといえます。

 残価設定型ローンは、最初にローンの総支払額から車の下取り価格を割り引き、残った支払額を残価として、一定期間内に返済するという方法です。例えばヴェゼルの購入価格が320万円、下取り価格を200万円と仮定する場合、残価となる120万円を一定期間内に返済することになります。返済期間を4年とする場合、返済(月々)は2万5000円となり、他のローンと比べて額面上の返済額が少なく、総支払額を抑えやすいことがメリットです。

 ただし、車の下取り価格が想定より低い場合は差額分を返済する必要があり、購入後からローン完済までは所有権が販売業者側にあることがデメリットといえます。

 なお、自動車ローンを組むことが困難である場合は、カーリースを利用するという方法もあります。近年は月単位で利用できるカーリースが増えており、維持費がかからないというメリットがあります。ヴェゼルをお手軽価格で利用したいという方にカーリースはおすすめできる方法の1つです。

自動車ローン金利

 自動車ローンを組む際には、金利が低い自動車ローンを選ぶことで利息支払を少なくすることをおすすめします。自動車ローンを組む人の信用度や店舗の種類によって金利は変わるほか、固定金利型と変動金利型のどちらを選ぶかによって総支払額が大きく変動する場合があります。

自動車ローン審査

 自動車ローンを組む際には審査を通る必要があります。自動車ローンを組む人の収入や職業、借入れ状況などによって審査の通りやすさは異なります。

 自動車ローンの審査を通りやすくするには、頭金をできるだけ多く用意する、勤続年数を伸ばして信用度を向上させるといった方法があります。実際に仮審査を受けておくと、実際に自動車ローンを組める可能性をある程度把握できます。

自動車ローン返済

 自動車ローンの返済方法には、元金均等返済と元利均等返済の2種類があります。元金均等返済は毎月同じ額の元金を返済する方法で、最初は返済額が高く、次第に返済額が減っていくことが特徴です。元利均等返済は、元金と利息を合わせた返済額が毎月同額になるように返済する方法です。大手金融機関では元利均等返済を採用している所が多いですが、業者によっては元金均等返済を選ぶこともできます。

自動車ローンまとめ


 自動車ローンを組む際には元金に加えて利息分の支払も必要となります。金利が高ければ高いほど総支払額は高くなります。

 また自動車ローンを組む際には、審査への通りやすさやお金を用意できる時期を考慮して自動車ローンを組むタイミングを決める必要があります。ヴェゼルは本体価格が比較的高い車両であり、返済期間を長く設定すると総支払額が大きく増えるので注意が必要です。

 頭金を増やして借入額を減らす。できるだけ低金利の自動車ローンを契約するなどの対策を取ることで、無理ない金額でヴェゼルを手に入れることが可能です。自動車ローンを利用してクルマを購入する際は、このようなポイントをしっかりと考慮したうえで自動車ローンの種類を選びましょう。

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