2022年7月15日に初披露された16代目となる新型「クラウン シリーズ」。なかでも新型「クラウン スポーツ」は今秋登場といわれており、まもなくの登場が予想されますが、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

　また同じく今秋に登場予定とされている新型「クラウン セダン」と、どちらに注目が集まっているのでしょうか。

　クラウンは1955年に初代モデルが登場。その後、67年にわたる年月を経て進化を遂げ、2022年7月15日に16代目が登場しました。

　新型クラウンシリーズは、2022年9月に先駆けて発売された「クロスオーバー」のほか「スポーツ」「セダン」「エステート」の4モデルへと展開され、従来とは大きく異なる全く新しいスタイルへと生まれ変わりました。

　そのなかで、新型クラウン スポーツと新型クラウン セダンは、2023年今秋登場とされています。

　新型クラウン スポーツは、俊敏でスポーティーな走りが楽しめる新しい形のスポーツSUVだといいます。

　トヨタの特設サイトでは内外装を紹介する動画も公開されており、エクステリアは高級感を感じさせつつも流麗でスポーティなデザインに仕上がっているほか、イメージカラーである鮮烈なレッドカラーが印象的です。

　パワートレインは2種類の展開が予定されており、ハイブリッド車（HEV）は2023年秋頃、プラグインハイブリッド車（PHEV）は2023年冬頃に登場する予定です。

　一方で新型クラウン セダンは、従来のセダンを継承した上質な走りや快適な乗り心地に加え、パーソナルにもビジネスにも対応したニューフォーマルセダンを実現しているといいます。

　ボディサイズは、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベースは3000mmと、これまでの歴代クラウンと比較すると、全長5m超えるかなり大柄です。

　クラウンシリーズのなかでも伝説のセダンスタイルを維持した新型クラウン セダンは、世界初公開当初から大きな注目を集めています。

　では新型クラウン スポーツ、新型クラウン セダンにはどういった反響が集まっているのでしょうか。

　都内のトヨタ販売店A店の営業スタッフは以下のように話します。

「どちらも問い合わせが非常に多いですね。

　スポーツとセダンだとセダンはサイズが大きくなるため、スポーツのほうが問い合わせは多い印象です。

　お客さまのなかにも、プリウスからランクを上げてクラウン スポーツを検討している方もいらっしゃいます」

　また別の販売店B店では、「SUVが人気ということもあり、スポーツのほうがお問い合わせが多いですね」と説明しており、サイズ感の大きめなセダンよりスポーツのほうが支持が集まっている印象です。

　一方で、販売店C店では以下のような声もありました。

「どちらも問い合わせが非常に多いですね。

　当店では法人のお客さまが多いので、セダンのほうが支持が多く集まっています。

　セダンとスポーツだと形やクルマのカテゴリー自体が全く違うため、支持する層も異なりますね」

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　2022年7月の初披露から1年ほどが経過し、ようやく新たなクラウンシリーズモデルの登場となります。引き続き、今後の動向に注目が集まります。