新車約160万円! スズキ「“新型”ハスラー」に高評価の声“殺到”! 新「逆台形顔」採用で乗り替えも多発! 進化した“癒し系”手頃モデルに寄せられた声とは
2026年5月に発売されたスズキ「ハスラー」の一部改良モデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。
「ハスラー」の一部改良モデルの納期は3〜4か月が目安
2026年5月27日、スズキは軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更し、同日より発売を開始しました。
ディーラーにはどのような反響や問い合わせがあるのでしょうか。

2014年1月、初代ハスラーがデビューを果たしました。
軽ワゴンの実用性とSUVの遊び心を融合させた「軽クロスオーバー」という新ジャンルを切り開き、丸型のヘッドランプやツートーンカラーを採用したポップなデザインにより、たちまち人気車種となります。
その後、2019年12月には現行型となる2代目へとフルモデルチェンジを果たします。
初代の特徴を受け継ぎつつ、スクエア基調のボディによって広い室内空間の実現と積載性を高め、マイルドハイブリッドの採用などによって燃費性能も進化を遂げます。
そして2024年には、よりタフな世界観を打ち出した「タフワイルド」が追加設定されました。
2026年3月時点で、ハスラーシリーズは国内累計販売台数100万台を達成するほどの人気モデルとしての地位を確立しています。
今回の仕様変更では、安全性能や運転支援システムが大きく進化しました。
なかでも注目したいのが、スズキの軽自動車として初めて全車に標準装備された「ブラインドスポットモニター」と「リアクロストラフィックアラート」です。
これにより、車線変更時の後方確認や、駐車場からの後退出庫時における安全サポートが格段に高まりました。
さらに、車両や歩行者に加え、交差点での自転車や自動二輪車も検知する「デュアルセンサーブレーキサポートII」を新たに採用。
高速道路での運転を支えるアダプティブクルーズコントロールには渋滞時の停止保持機能などが加わり、指先ひとつで操作できる電動パーキングブレーキやブレーキホールドもすべてのグレードで標準装備となるなど、普通車に引けを取らない充実した装備を実現しています。
そのほか、走行性能の面でもさらなる磨き上げが図られています。
交差点での右左折後におけるハンドルの自然な戻り具合や、高速道路でのステアリング応答性を高めたほか、コーナリング時の挙動を予測して安定した走りをサポートする「アクティブコーナリングサポート」にも進化が加えられています。
外観についてはフェイスリフトが施され、ヘッドランプとつながる逆台形のフロントグリルに蛍光イエローのアクセントをあしらうことで、動きを感じさせる個性的なフロントフェイスへと生まれ変わっています。
さらに、バンパーの車体色面積を広げることでオンロード感を演出しました。
ボディカラーには、新色の「フュージョンイエローパールメタリック」と「ウッドランドカーキメタリック」を設定したほか、新たに採用した「アーバンブラウンルーフ」による2トーンを含め、全14通りを展開しています。
内装については、上位グレードを中心にインパネにガンメタリック、シートにブラウンのアクセントカラーを新たに採用し、室内の上質感も高めています。
パワートレインは今回変更なく、全車にマイルドハイブリッドシステムを搭載。排気量660ccの自然吸気(NA)とターボの2種類が用意され、トランスミッションはCVT、駆動方式はどのグレードも2WDと4WDから選択可能です。
燃費性能はWLTCモードで最高24.3km/L(NA・2WD車)を達成しており、経済性の高さもあわせ持っています。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm、ホイールベースは2460mmとなっています。
車両本体価格は159万9400円から197万1200円です(いずれも消費税込み)。
一部改良を実施したハスラーに寄せられたユーザーからの反響について、9月下旬にスズキディーラーに問い合わせてみました。
「点検などのご来店時にハスラーの一部改良モデルのご案内をかねてご試乗いただいております。ハスラーシリーズのオーナー様は興味津々で試乗されますね。
今回の一部改良で顔つきが変わったのですが、これは好みが分かれるみたいで、お気に召した方はお乗り換えの決め手になることもあります。
おかげさまで受注状況も好調で、ご納期は3〜4か月が目安となっております」
他のスズキディーラーにも問い合わせてみました。
「一部改良モデルに対する評価は概ね好評です。フェイスリフトももちろんですが、安全装備が拡充されたことへの評価が非常に高いです。
ただ、10万円前後の値上げとなっており、装備との兼ね合いでお客様の受け止め方が変わってくる(安い方がいい)のも現状です。
現時点でのご納期は3〜4か月が目安です」
街中でも見かける機会が多いハスラー。いわゆる「オラオラ系」のデザインのクルマが多いなか、ハスラーは丸目のヘッドライトを持ち、愛嬌があります。
どことなく癒やし系の顔つきがリフレッシュされ、今後も安定した販売台数を確保しそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。



























