日産新型「コンパクト“ゴツゴツ”SUV」に問合せ“殺到”!? 全長4.3mサイズに「1.4リッター“最新ハイブリッド”」搭載! 「高性能4WD」仕様もある「キックス ロッククリーク」が販売店でも話題に
日産の新型コンパクトSUV「キックス」のカスタムカー「ROCK CREEK(ロッククリーク)」が2026年12月に発売されます。最新情報を販売店に聞いてみました。
アウトドアイメージを強調したキックス ロッククリーク
2026年8月20日、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、新型コンパクトSUV「キックス」をベースにしたカスタムカー「ROCK CREEK」を発表し、12月23日より発売することをあきらかにしました。
このモデルのユーザーからの反響について、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
2016年5月、ブラジルで初代キックスがデビューしました。ブラジルをはじめメキシコやタイなど、世界各国の日産工場で生産され、展開先も北米を含むグローバル市場に及び、まさに世界戦略車と呼ぶにふさわしいモデルです。
2020年6月、外観のデザインを変更したマイナーチェンジ仕様のタイ製のキックスが、日本へ上陸を果たします。日本仕様は全車にシリーズ式ハイブリッド「e-POWER」が搭載されています。
それから6年後の2026年6月、日産は2代目キックスを発表しました。アメリカ市場では一足早く2024年夏に登場していたもので、待望のデビューとなりました。
パワートレインには、電動ユニットの小型・軽量化と高剛性化を実現した進化版「第三世代e-POWER」を日本で初めて採用しました。
1.4リッターの発電専用エンジン「HR14DDe」を組み合わせるとともに、インバーターや減速機などの構成部品を一体化し、効率をアップしたことで燃費と静粛性を高め、カタログ燃費は25.7km/L(FF・WLTCモード)を実現。低燃費ぶりも際立っています。
滑り出しも好調です。発表年の8月3日時点で、受注台数1万1388台、販売台数4794台を記録しました。

このモデルをベースにNMCが手がけたのが「ROCK CREEK(以下、ロッククリーク)」です。
「エクストレイル」に続くシリーズ第2弾となる「キックス ロッククリーク」は、専用の内外装パーツや防水シートを装備し、アウトドアらしさを前面に押し出したモデルです。
2025年11月に「エクストレイル」へ設定されて以来、好評を博してきたカスタムカーシリーズであり、ロッククリークシリーズとしては国内導入第2弾モデルにあたります。
外観は黒を基調に、ロッククリーク専用の3スロットシルバーをあしらったフロントグリル、溶岩をイメージした「ラバレッド」のアクセントが映える専用フロントプロテクター、専用アルミホイールなどをまとっています。
内装も黒基調でコーディネートしました。アウトドアシーンを選ばずに使える防水シートを装備したほか、シートやドアトリム、インストパッド、ステアリングなど随所にラバレッドのアクセントを効かせています。
ベースとなるクルマは中級グレード「X」と、その上級仕様の「X+」です。X+には「NissanConnectインフォテインメントシステム(シンプル)」や運転席パワーシート、リモコンオートバックドア、ブラックルーフレールなどが備わります。
さらに、3Dビュー機能付きインテリジェント アラウンドビューモニターやインテリジェント ルームミラーといった先進安全装備を搭載した「ロッククリーク“Utility Spec”」も用意されました。
駆動方式は電動4WDの「e-4ORCE」に加え、2WD(FF)も設定されました。ユーザーの選択肢はぐっと広がっています。
キックス ロッククリークのボディサイズは、全長4365mm×全幅1800mm×全高1610-1615mm、ホイールベースは2655mmです。通常モデルとまったく同じサイズです。
価格は、ロッククリークが348万5900円から388万800円、ロッククリークUtility Specが399万6300円から430万9800円です(いずれも消費税込み)。
そんなキックス ロッククリークについて、ユーザーからどのような反響があったのか、8月下旬に首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
「キックスよりもワイルドになったロッククリーク、『予約開始時期が知りたい』というお問い合わせをよくいただいております。
実車はまだありませんが、すでに予約開始しております。ご興味がありましたら、詳しくご案内いたします」
他の日産ディーラーにも問い合わせてみました。
「通常モデルとロッククリークの違いや、ボディサイズ、なかでも車高が上がっているのかを知りたいというお客様がいらっしゃいました。ボディサイズはキックスと同一なのです。
ロッククリークの展示車はありませんが、キックスをご覧いただき、雰囲気やサイズ感、使い勝手を確かめていただいております。
先行予約も始まっておりますので、ご検討中の方はお早めにお問い合わせください」
キックスと比べるとゴツさが際立つロッククリークですが、「黒を基調に溶岩をイメージしたラバレッドアクセントを施した内装」「防水シートを標準装備」と、遊び心と実用性を兼ね備えています。
納期未定の他メーカーのライバルモデルを待つより、思わぬダークホースとして登場したキックスを選択肢に入れる価値は十分にありそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。



















































































