日産「新型GT-R“SUV”!?」発表! “和製スーパーカー”宿る大排気量「V6ツインターボ」搭載&斬新「壊れない」デザイン採用! “サファリ後継機”「パトロール」比国に登場へ
日産のフィリピン法人は2025年3月28日、フラッグシップSUV「パトロール」を現地で発売すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
GT-R宿るエンジン搭載!
日産のフィリピン法人は2025年3月28日、フラッグシップSUV「パトロール」を現地で発売すると発表しました。

パトロールは日本で「サファリ」の車名で2007年まで販売されていた大型SUVです。中東エリアでは根強い人気があり、アメリカでは基本部分を共用する兄弟車「アルマダ」として販売されています。
今回フィリピンで発表された最新モデルは、2024年9月にアブダビで世界初披露された7代目にあたります。
ボディサイズは全長5350mm×全幅2115mm×全高1945mm、ホイールベース3075mm。最低地上高244mm。
「unbreakable(壊れることのない頑丈性)」を体現したエクステリアは、まさに威風堂々。フロントグリル左右に配したC形のヘッドライトも印象的です。
インテリアは、ラグジュアリーと最先端テクノロジーが調和するよう緻密に設計。シフトスイッチはレバーではなくボタン式となっており、センターコンソールはすっきりとしています。
ディスプレイには通信システムやバーチャル映像によるInvisible-to-Visible技術を採用。床下透過映像を表示するなど、オフロードや狭いスペースでも安全な運転をサポートします。
シート配列は2-3-3の8人乗り。大空間と大面積のルーフガラスと相まって、どこに座っても広さと快適さを感じられるようになっています。
パワートレインは、新開発3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンと9ATの組み合わせで、最高出力431ps・最大トルク700Nmを発生します。
また、このパワートレインには、GT-Rの技術がフィードバックされているのが特徴で、そのひとつが「スカベンジャー」と呼ばれるオイルポンプです。
もともとタイトなコーナーで高出力を維持するために開発されたもので、砂丘の登坂時など高いGがかかる状況下でも適切な潤滑が可能です。
4WDシステムは日産初の「トランスファーモードインターロックシステム」を搭載。シームレスなモード(標準/砂地/岩場/わだち/エコスポーツ)切り替えを可能にしています。
走行シーンによって適切な車高に調整することを可能にしたアダプティブエアサスペンションを装備。通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時はさらに車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしを容易にします。
外板色はホワイト、ブラック、ツートーンのホワイト&ブラック、ガンメタリック&ブラックの計4色。内装色はタン、クリーム、バーガンディの計3色をラインナップします。
価格は538万5000フィリピンペソ(約1400万円)です。参考までに競合車にあたるトヨタ「ランドクルーザー(300系)」は、現地で577万3000フィリピンペソ(約1500万円)となっています。
まぁ2tトラックを運転すると思えば 運転するダケなら たいした問題は無いが 狭いトコロは遠慮したいのは確か