「お客さまの命を守るために」安全啓発活動に携わるマツダのエンジニアとは

マツダは、交通事故の中で起こる「衝突事故における死亡・重傷者をゼロに近づけたい」という想いで安全性能の研究開発に取り組んでおり、事故が起こってしまった場合でも被害を最小限に食い止めるための技術を販売している各車両に搭載しています。
そしてもう一つ、お客さまの命を守るための大切なアプローチがあります。それが「安全啓発活動」。意外に知られていないエンジニアによる「安全啓発活動」とはどのようなものでしょうか?
※本記事はマツダ公式ブログ「ZOOM-ZOOM BLOG」の記事を一部編集して再掲載するものです。

皆さんは、日本全国で年間何件の交通事故が起こっているかご存じでしょうか。

年間の交通事故の発生件数は30万件以上※1、そして交通事故で負傷される方は36万人以上※1といわれています。

※1:令和2年中 警察庁のデータより(事故発生件数は物損事故を含まない)

マツダは、自動車メーカーとして、こうした交通事故の中で起こる「衝突事故における死亡・重傷者をゼロに近づけたい」という想いで、安全性能の研究開発に取り組んでいます。

 
 マツダの安全思想はこちらから:https://www.mazda.co.jp/beadriver/safety/proactivesafety/

 
また、もし事故が起こってしまった場合でも、被害を最小限に食い止めるために、衝突時の衝撃を吸収したり生存空間を確保するような車体構造、シートベルトやエアバッグによる乗員の保護、歩行者の被害を軽減する機能など、さまざまな工夫をしています。
 
 

どんな技術も正しく使用してもらえなければお客さまを守れない

そしてもう一つ、お客さまの命を守るための、大切なアプローチがあります。
それが、「安全啓発活動」です。

マツダでは、安全性能開発の最前線にいる衝突性能開発部のエンジニアたちが、啓発活動にも取り組んでいます。きっかけは、あるメンバーの気づきでした。

「保育園の送り迎え時に、運転席と助手席の間に子どもが立って乗っていたり、膝に抱っこされていたり、チャイルドシートを使用せずにクルマに乗る親子を何組も見かけることがあり、とても危機感を抱いていました。」

衝突性能先行技術開発グループの吉村 美枝(よしむら みえ)は、衝突性能実験など業務を通して、衝突事故の怖さを知っているだけに、「この状況を放置してはいけない、シートベルトの役割や重要性が伝わっていない、そう強く感じた」と言います。
 
「何から始めるべきか・・・」
 
吉村が最初に提案したのは、シートベルト着用率向上を目的とした啓発活動でした。
 
 
「シートベルトはお客さまにとって最も身近な安全装備で、カチっとしめるだけで命を守ることができます。シートベルトを装着することの重要性を理解し、行動に移してもらいたいという想いで活動を始めることにしました。」
まず、着用することの大切さ、重要性を知ってもらうための啓発用ビデオを制作。それも、衝突事故時だけではなく、時速40kmで急ブレーキをかけた時を想定したものも制作しました。というのも、実際に衝突事故に遭うことは少なくても、急ブレーキをかけざるをえない状況は意外と多いためです。

もしお子さんがシートベルトをしていなかったり、大人の膝に抱っこされていた時に急ブレーキをかけた場合、車内で一体どんなことが起こるでしょうか。
 
 ※ページ下部の動画も併せてご覧ください。 
 
時速40kmというスピードでも、抱っこされていた子どものダミー人形は親の手から離れ、前方に放り出されてしまいます。大人の力だけで子どもを守ることはできないのです。

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この続きはマツダ公式ブログ「ZOOM-ZOOM BLOG」
https://blog.mazda.com/archive/20210721_01.htmlをご覧ください。

 
 
 

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時速40kmでの急ブレーキ実験

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