道路巡回車として日夜、安全を守る
2026年10月3日、4日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された「MAZDA FAN FESTA 2026 at FUJI SPEEDWAY」には多くのブースが出展されていましたが、とりわけ子どもたちに人気の高かったのが、マツダE&Tのブースでした。

マツダE&Tはコンセプトカーやショーカー、そして特装車などを手掛けるマツダの関連会社で、今回会場で話題を集めたサンフラワーイエローのNDロードスターも同社が手掛けています。
それ以外に「働くクルマ」も多く手掛けており、会場に展示されたNEXCO東日本の道路巡回車もそのひとつです。
この車両はマツダのフラッグシップSUVであるCX-80をベースとしたもので、実際に道路の安全を守る車両として投入され、日夜走行を続けている車両そのものなのです。
実は昨年も会場で展示されており、そのときの走行距離は約6万kmでしたが、1年間稼働した今年はすでにオドメーターに19万kmを超える数字が刻まれていました。
実際に車両を使用しているNEXCOの職員によると、CX-80のパトロールカーはフラッグシップSUVということもあって長時間運転していても疲労が少ないとのこと。またディーゼルハイブリッドモデルということで、燃費性能に優れている点も美点だといいます。
その一方で、他の運用している車両と比較をすると、パトロールをおこなう際に必要となる様々な搭載物や落下物の回収などがあるため、荷室スペースがやや小さい(同車両は3列目シートを廃して荷室を拡大)のがネックということで、マツダE&Tは今後さらなる改良を行い、使い勝手の向上を目指すそうです。
パトカー化での電装品追加にも対応
そして会場にはもう1台、パトロールカーが展示されていました。
同車は新型CX-5をベースとしたデモカーで、白黒のパトカーカラーの外装に、ルーフに赤色灯を備えた本格仕様です。
こちらは新型CX-5でもパトロールカーを製作できることをアピールするために作られました。赤色灯のほかサイレンアンプやスピーカー、無線などを設置できるよう電気系などにも手が加えられています。

近年の車両は、電装品ひとつとってもコンピューターで統合制御していることが一般化しています。しかし、パトロールカーに仕立てるために電装品を追加するといった改造で、クルマが不動になるなどの重大なトラブルを引き起こすことも少なくありません。
ですが、マツダE&Tはメーカー直系の関連会社ということで、そのあたりの問題をクリアしているのが大きなアドバンテージとなっています。

今回展示されたCX-5のパトロールカーはあくまでデモカーでしたが、来年のマツダファンフェスタでは、ホンモノのCX-5パトロールカーが展示されるかもしれません。
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