キーシェルまでイエロー!のこだわり
2026年10月3日、4日の2日間にわたって富士スピードウェイ(静岡県小山町)を会場に開催された「MAZDA FAN FESTA 2026 at FUJI SPEEDWAY」、その会場でひと際注目を集めたのが、鮮やかなイエローのボディカラーをまとったND型ロードスター「マツダ ロードスター -FSW Ver.2-」でした。
この車両は甲信マツダ、静岡マツダ、東海マツダ販売、関東マツダのマツダディーラー4社による企画によって生まれ販売された6台限定の特別仕様車で、昨年のマツダファンフェスタで話題を集めたグリーンのNDロードスターに続く第2弾として生み出されたものです。

ただ昨年と大きく異なるのがボディカラーの仕上げで、昨年のグリーンがラッピングによって再現されていたのに対し、今年のイエローは塗装によって再現されています。
しかも、マツダの特装車やコンセプトカーなどを手掛けるマツダE&Tが塗装を担当し、先代ロードスターに設定されていたサンフラワーイエローのカラーを、熟練の職人が丁寧に塗装したといいます。

塗装といっても、単にベース車の上から黄色い塗料を塗ったという単純なものではありません。エンジン以外のパーツ類で外せる部分は全て外し、しっかりと足付けをした上で塗装されました。
さらに、製造上で発生するものの、通常は公差として認められるわずかなゆがみも可能な限り修正した上で塗装したとのこと。仕上げとなるクリア塗装も通常の1.5倍から2倍と、モーターショーなどに展示されるコンセプトカーと同等のぜいたくな塗装です。
そして外装だけでなく、車内から見えるドアトリムアッパーやエアコンリングに加え、キーシェルまでもサンフラワーイエローに塗装されました。さらに、マツダ純正エアロパーツのフロントアンダースカート、サイドアンダースカート、リアアンダースカート、リアスポイラーも装着され、スタイリッシュな仕上がりとなっているのもポイントです。
ベースとなっているのは2026年9月に発表された最新型の「Sスペシャルパッケージ(ツーリングパッケージ付)」の6速MT車で、もともとのカラーはジェットブラックマイカでした。そのため、ドアミラーやアウタードアハンドル、Aピラーはあえて塗装をせず、エアロパーツ類やオーナメント(エンブレム)もブラック塗装とすることで、よりスタイリッシュなスタイルとなっているのも見逃せません。
なお、1台制作するのに1カ月ほどかかっているとのこと。そのため、現時点で完成しているのは当日展示された車両のみで、残りの5台は今後順次制作が進められるといいます。
車両価格は470万8000円(税込み)と、ベース車両と比較すると高額です。しかし、土曜日には3台の枠(日曜日の3台と合わせて計6台を抽選販売)に対して70件を超える申し込みがあったということで、注目の高さがうかがえました。
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