トヨタ ソアラ解説

ソアラはトヨタが1981年から2005年にかけて生産していたクーペ・オープンカーです。

ルーフクローズでもルーフオープンでも最高に美しいスタイルと、最高の性能を追求した新世紀の高級パーソナルカーとして開発されました。

欧州デザインスタジオが担当したスタイルは、コンパクトなキャビンとなめらかな曲面から成る、引き締まったロアボディが特徴。歴代「ソアラ」で最も短い4515ｍｍの全長、最も広い1825ｍｍの全幅というプロポーションのボディを持ち、メタルルーフを分割格納する「コンバーチブルクーペ」となっています。

ソアラは、格納式ルーフが室内とトランクのスペースを狭めることから後席は＋2席と割り切りました。また、内装には天然木と本革をふんだんに使い、空調とオーディオはオープントップ時にも快適なクルージングができるように自動制御機能を付けました。

エンジンは、「セルシオ（レクサスLS400）」用のV型8気筒の4.3リッターのみとし、5速ATと組み合わせました。ホイールはトヨタ車初の18インチで、スペアタイヤを不要とするランフラットタイヤをオプション設定しています。

2005年8月、日本国内でのレクサスブランド営業に伴い、「ソアラ」は「レクサス（SC430）」へ移行することとなったため、その販売を終えました。

現在、ソアラの中古車価格は、約79万円とお求めやすい価格帯になっています（2020年4月調べ）。スタイリッシュで美しいクーペ・オープンのご購入を検討されている方におすすめです。