定番色アップデートのきっかけは北米拠点からの連絡
マツダは、現行車で選択できるブルー系カラーのひとつである「ディープクリスタルブルーマイカ」に代わって、新塗装色「ネイビーブルーマイカ」を開発し、新型CX-5から順次導入することを発表しています。

2010年から「アクセラ」や「プレマシー」などに採用されたディープクリスタルブルーマイカは、現在にいたるまで多くのマツダ車で選択できる定番カラーのひとつとして長年愛されてきました。
そんな状況の下、マツダの魂動(KODO)デザインや造形が進化し、それに合わせた新たなボディカラーを提案するなかで「マツダのスタンダードカラーを進化させることも大切だ」という北米拠点からのリクエストが、今回アップデートするきっかけになったと言います。
従来のディープクリスタルブルーマイカをアップデートする際に挙げられた課題のひとつが、日本以外の世界のシチュエーションでの見え方です。
例えば北米のカリフォルニアでは、広島に比べてはるかに強い日差しに照らされた際のギラつきや白っぽさがあり、日本での見え方とは異なる印象となっていました。
またヨーロッパの拠点からは、半年以上曇り空が続き日差しが少ないドイツでは、ネイビーではなく黒に見えてしまうなど、新たな課題も声として挙がっていました。
カリフォルニアの晴天でより「緻密」に ドイツの曇り空でも「映える」
魂動デザインが進化するなかで「ボディカラーも造形の一部」と考えるマツダのカラーデザインチームは、より「緻密に」「高解像度(ハイレゾリューション)」をテーマにしました。
光の当たるハイライト部分はより明るく、暗い部分はしっかり暗く見える、マツダ車のデザインの抑揚を世界中のどんな光でも表現できるよう、グローバル基準で通用する新たな「ネイビー」カラーの開発が進められました。
カラーが緻密に見える、見えないというのはどういうことなのか。その課題に対して、デジタルで制作したカラーの数値を計測してグラフ化し、数値と言葉をつなげていく工程を踏んでいったといいます。
そうして新たに開発された「ネイビーブルーマイカ」が北米とヨーロッパの開発拠点でどのようなリアクションが得られたのか、その様子も動画のなかで印象が語られています。





