新型「CX-5」(欧州仕様車)が世界で初めて一般公開へ
2025年10月14日、マツダは東京ビッグサイト(東京国際展示場)で2025年10月31日から開催される「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」の出展概要を発表しました。

マツダの今回の出展テーマは「走る歓びは、地球を笑顔にする」。
技術革新が進む2035年の社会を見据え、持続可能な社会とともに、クルマ好きの「いつまでも運転を楽しみたい」という想いの両立を目指すマツダの世界観を提示します。
そして今回の展示の目玉と言えるのが、このテーマを具現化したコンセプトカーこと「ビジョンモデル」の世界初公開です。
同車は現在のところ1枚の画像のみ公開されていますが、左右に合計4枚のドアを備えつつ流麗なフォルムを採用した、クーペライクのモデルと思われます。
リアのホイールアーチも確認でき、ワイドでありつつも全高を抑えたボディが見えるため、ボディタイプとしてはスポーティなセダンになる可能性もありますが、詳細は続報が待たれるところ。
なんにせよこのモデルを通じて、マツダがこれから描く、未来の「走る歓び」の形が披露されるかたちです。
くわえて、持続可能性への具体的な取り組みとして、走行するほどにCO2を削減し循環型社会を目指す、マツダ独自の「CO2回収技術」や、「藻類由来のカーボンニュートラル燃料」といった次世代技術の展示も行われます。
さらに、2025年7月に欧州で発表された新型「CX-5」(欧州仕様車)が、世界で初めて一般公開されます。

そのほか、マツダは日本自動車工業会が主導する各種プログラムにも積極的に参画。
下肢に障がいを持つ人でも自ら運転できるよう支援する福祉車両「マツダ CX-30 SeDV」を出展するとともに、「Mobility Culture ~合同展示~」では、マツダの歴史を象徴する名車「RX-7」も登場。
スーパー耐久シリーズ2025に参戦している「MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept」(12号車)が走行を披露するイベント「Performance Zone 次世代燃料を用いた車両によるショーラン」や、最新の安全技術を搭載した「CX-60」と「CX-80」の「ASV公道試乗会」も実施される予定です。