“残クレ”を利用すれば、CX-5も夢のクルマじゃなくなる！？
マツダのCX-5は、デザイン性の高さと走りの良さで、多くのユーザーから支持されてきたSUVです。その中でも「XD Drive Edition」は、装備の充実度と高級感が魅力となっています。ただ、約400万円という新車価格は決して安くはないため、購入に踏み切れない人も少なくないでしょう。
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そこで注目したいのが、毎月の負担を抑えて新車に乗ることができる残価設定ローン（残クレ）と、“いま”が買い時といえるディーゼルモデルの存在です。今回は、これらを組み合わせることで、CX-5を賢く手に入れる方法を紹介します。
残価設定ローンとは ー 将来の価値を利用した支払い方式
残価設定ローンとは、購入したクルマの数年後の想定下取り額（残価）をあらかじめ設定し、その残価を差し引いた金額のみをローンで支払う仕組みです。
たとえば車両価格が300万円で、数年後の残価が120万円に設定されている場合、残りの180万円がローンの対象となります。この180万円を分割して月々支払っていくため、通常のローンよりも月々の負担が軽くなるのが特徴です。
さらに、契約期間が終了したタイミングでは、残価を支払ってクルマを自分のものにするか、クルマを返却するか、あるいは別のクルマに乗り換えるかを選択できます。未来のライフプランに合わせて柔軟に決められる点も、多くの人から支持されている理由です。
CX-5「XD Drive Edition」の支払いイメージ
実際にCX-5「XD Drive Edition」で残価設定ローンを利用する場合、約400万円前後の車両価格であっても月々の支払いを抑えながら乗ることができます。頭金を少なめに設定しても、月々の支払いが4万円ほどになるケースもあり、毎月の家計の中でも無理のない範囲に収まりやすいのが魅力です。
例えば、CX-5「XD Drive Edition」（ソウルレッドクリスタルメタリック・4WD）の場合、現金購入価格は447万9450円（消費税・諸費用込み、ショップオプションなし）です。
5年プラン、月間走行距離1000km、総支払い回数61回（残価率40%・2025年10月1日時点）、ボーナス月加算額10万円（9回）、分割払い手数料率3.9%という条件で試算すると、月々の支払いは4万173円となり、月約4万円という手の届きやすい水準になります。なお、頭金が50万円、最終回の1回前の支払いが9万9972円、最終回の支払いは153万円ですが、最終回の支払いでは、クルマを返却して精算することもできます。
この条件であれば、現実的に検討しやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
残価が高く設定されるSUV市場では、特にCX-5のような人気車種はリセールバリューも期待できるため、残価設定ローンとの相性が良い傾向にあります。もちろん、返却・精算せずに、そのまま買い取って乗り続けることもできます。
ライフスタイルの変化にあわせて選択できるのは、従来の自動車ローンにはなかった大きな利点だといえます。
※上記はあくまで概算です。実際の金額は、販売店、時期、金利、オプションの有無によって大きく変動します。正規マツダディーラーで詳細な見積もりを取得することをオススメします。
いまディーゼルモデルを選ぶべき理由 ー ディーゼルは次期CX-5にはラインナップ予定がない
ここで注目したいのが、「次期CX-5ではディーゼルエンジン仕様がラインナップされない」という点です。
近年、各メーカーが電動化へ舵（かじ）を切っている流れもあり、従来のクリーンディーゼル車は徐々にラインナップが縮小してきています。CX-5も例外ではなく、現行モデルで採用されている「SKYACTIV-D 2.2」は、フルモデルチェンジ後のCX-5には搭載されません。
つまり、力強いトルクと優れた燃費性能を両立したディーゼルSUVを求めるのであれば、現行型CX-5は非常に貴重な選択肢となります。特にCX-5のディーゼルは、静粛性や扱いやすさの改善を重ねてきた熟成度の高いエンジンであり、「ディーゼルらしさ」と「乗りやすさ」を両立した完成度の高さが支持されてきました。
次のモデルではハイブリッドやガソリンの電動化が中心になることが見込まれているため、純粋なディーゼルモデルのCX-5を新車で購入できるタイミングは、実質的に“今しかない”と言っても過言ではありません。
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残価設定ローンは、毎月の負担を抑えながら新車SUVに乗れる非常に合理的な方法です。
そして、現行型CX-5のディーゼルモデルは、次期モデルで消えてしまうため、「いま選ぶべきモデル」と言えます。燃費の良さや力強い走り、日々の扱いやすさなど、ディーゼルならではのメリットを求める人にとっては、現行型CX-5は最後のチャンスになるかもしれません。
もし、走行距離が長い、トルクフルな加速が好き、軽油による維持費の安さに魅力を感じる…そんな人であれば、特におすすめです。さらに残価設定ローンを組み合わせることで、手の届きやすさも大きく向上します。
