上質なデザインや素材感を重視する人に──プレミアムSUVらしい高級感

　CX-60は、マツダの新世代ラージ商品群第1弾として2022年に発売されたクロスオーバーSUVです。エクステリア・インテリアともに“上質さ”を前面に打ち出しています。

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　特に上位グレードでは、ナッパレザーや本木目パネルなどを採用し、落ち着きのある空間を演出しています。質感にこだわる人や、日常の移動をより豊かな時間にしたい人におすすめできるモデルです。

パワフルかつ環境に配慮したパワートレインを求める人に──多彩な動力ラインナップ

　CX-60は、2.5リッターガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、マイルドハイブリッド、そしてプラグインハイブリッド（PHEV）と、多彩なパワートレインを用意しています。

　ディーゼルエンジンを搭載するモデルは、トルクが太いため走りが力強く、高速道路や坂道を走行する機会が多い人にオススメです。

　またPHEVはモーター走行に対応しており、力強い加速と静かな走りを両立するとともに、短距離であれば電気のみでの走行も可能です。環境性能と力強さを両立したい人や、使用環境に応じて動力を選びたい人に適しています。

安定した楽しい走りと快適装備を両立させたい人に──扱いやすさと充実の機能

　CX-60は、マツダ独自の走りの哲学「人馬一体」を進化させ、SUVながら安定感のある操縦性と快適な乗り心地を実現しています。高速道路での長距離移動から市街地での取り回しまで、安心感のある走行性能が特長です。

　また、SUVながらFRベースのプラットフォームを採用しており、“走りの楽しさ”を体感できるモデルです。

　さらに、上位グレードでは「BOSE製オーディオシステム」、「パノラマサンルーフ」、「ハンズフリー機能付パワーリフトゲート」など、快適性を高める装備もそろっています。運転を楽しみながら、快適さも大切にしたい人におすすめです。

安全を重視するファミリーや長距離ユーザーに──安心の先進安全装備

　CX-60には、360°ビュー・モニターや衝突回避支援・被害軽減ブレーキ、渋滞時の追従機能付きクルーズコントロール（マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール）など、先進安全・運転支援システムである「i-ACTIVSENSE」が搭載されています。

　これにより、長時間ドライブをする人はもちろん、ラージSUVの運転に不慣れな人まで幅広く安心感を持って運転できるでしょう。

　次のページでは、CX-60をライバル車と比較して考察してみます。