三菱 FTO解説

FTOは三菱が1994年から2000年まで発売したクーペです。

ドライブの楽しさを追求した、新感覚のスポーツクーペとしてFTOは誕生しました。また、FTOは「ギャランクーペFTO」の名前を継承したクルマでもあります。

エクステリアは大胆かつ力強い仕上がりが印象的です。高い機動性を誇るパッケージングをベースに、全体的にメリハリの効いたウェッジシェイプを採用。ボディ表面には張りのある豊かな面を用い、スッキリとした構成になっています。

また、フロントマスクは見た者に強烈な印象を与えるシンプルかつユニークなデザインとなっており、ボディ後方はブリスターフェンダーの上部を大胆に削ぎ落した独創的なフォルムを採用しています。ボディサイズは、全長4365mm、全幅1735mm、全高1300mmと取り回しが良く、スポーツ走行に最適な車格です。

インテリアはパワフルさをそのままに、機能美を追求。ドライバーがその性能を存分に体感できる工夫が凝らされています。インパネは立体感のあるデザインで、視認性と機能面の観点からドライバーのスポーツ走行をサポートします。スイッチ類はドライバーに向かうような造形で、使用頻度の高いものはすぐ手が届くところに配置し、操作性と利便性を高めています。

エンジンはラインナップによって異なり、「GPX」には2.0リッターV6MIVEC DOHCエンジン、「GR」には2.0リッターV6DOHCエンジン、「GS」には1.8リッター直4エンジンを搭載しています。

現在の三菱のFTOの中古車価格は、平均で約47万円です（2020年4月調べ）。人気のあるクルマなので、満足のいく車体を見つけたら早期購入がおすすめです。