Honda SENSING Elite 搭載 新型「LEGEND」を発売【動画】
Hondaは、「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」を搭載した新型「LEGEND(レジェンド)」を発表しました。
広報発表:https://www.honda.co.jp/news/2021/4210304-legend.html
製品サイト:https://www.honda.co.jp/LEGEND/
Hondaは道を使う誰もが事故に遭わない社会の実現をめざし「Safety for Everyone」のスローガンのもと、安全技術の研究・開発に世界に先駆けて取り組んできました。人間の好奇心を後押しし、すべての人が心から安心して、自由に移動できる社会、そんな喜びある未来を見据え、先進安全技術の新たな一歩としてHonda SENSING Eliteを搭載したLEGENDを発表しました。
Honda SENSING Eliteは、現在Honda車で展開されているHonda SENSINGの中でもElite:精鋭・優れた技術の象徴として命名されました。特に「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」はHondaが国土交通省より自動運行装置として型式指定※1を取得した自動運転レベル3:条件付自動運転車(限定領域)に適合する先進技術であり、これにより高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うことが可能となりました。※2
車両制御においては3次元の高精度地図や、全球測位衛星システム(GNSS)※3の情報を用いて、自車の位置や道路状況を把握し、多数の外界認識用センサーで周囲360°を検知しながら、車内のモニタリングカメラでドライバーの状態を見守ります。こうしてさまざまな情報をもとにメインECUが認知・予測・判断を適切に行い、アクセル、ブレーキ、ステアリングを高度に制御して上質でスムーズな運転操作を支援します。
システム開発においては安全性・信頼性を最も重視し、リアルワールドでのシチュエーションを想定しながら約1,000万通りのシミュレーションを重ね、同時にテスト車両を用いて高速道路約130万kmを走行する実証実験を繰り返してきました。また、万が一いずれかのデバイスに何らかの不具合が生じた場合の安全性・信頼性にも配慮した冗長設計が取り入れられています。
今回エクステリアの専用装備としてブルーアクセサリーランプと専用アルミホイールを採用し、数多くのセンサー類も目立たないように内蔵して、自動運行装置搭載車であることをさりげなく主張しながら、フラッグシップセダンとしての品位と風格を高めています。また、インテリアの専用装備には配置、大きさ、色、明るさなどにこだわったHonda SENSING Elite表示灯と12.3インチ フル液晶グラフィックメーターを採用し、システムの作動状態、走行状況、操作要求がドライバーへ直感的に伝わるよう配慮が加えられています。
※1Honda 2020年11月11日 プレスリリースで発表 https://www.honda.co.jp/news/2020/4201111.html
※2Honda SENSING Eliteの各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります
各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします
システムからの操作要求にいつでも応じられる状態を保ち操作要求があった場合はただちに運転操作を行ってください
※3GNSSはGlobal Navigation Satellite Systemを指し、衛星測位システムの総称となります