AutoExeファンが集結! 箱根で開催された「Members Meeting 2025」イベントリポート
1997年の創立以来、マツダ車の魅力を際立たせるトータルチューニングパーツをリリースし続けている「AutoExe(オートエクゼ)」が、2025年11月15日に「AutoExe Members Meeting 2025」を開催しました。

これは2024年9月に初開催された第1回イベントが好評だったことから、継続での開催が決まったもので、会場は前回と同じ箱根ターンパイクの大観山駐車場(神奈川県湯河原町)です。事前申し込みも不要でイベント開催中であれば自由に入退場できるということで、ドライブがてら来場するマツダユーザーも多く見られました。

会場にはオートエクゼのデモカーであるロードスター(ND-07S)とCX-60(KH-07 AX)、MAZDA3(BP-07)、RX-8(SE-07S)の4台が展示されたほか、先着25台限定でカメラマンによる愛車撮影会も実施。また当日の参加者には、オートエクゼのロゴが入ったミネラルウオーターと会場限定のアクリルキーホルダーがプレゼントされました。

参加車両は高年式車が中心で、NDロードスターが多くを占めていましたが、MAZDA3やMAZDA2、CX-5にCX-60などのSUVのほか、MPVやFD3S型RX-7といった往年のマツダ車の姿もありました。
そんなミーティング会場内ではやはりオートエクゼが持ち込んだデモカーたちが注目を集めていましたが、なかでもひときわ人だかりができていたのが、ND-07Sと名付けられたNDロードスターです。

前作となるND-06Sは“ワインディング、時々サーキット”というキャッチのもと、快適性を割り切りソリッド感を追求したハイリミットスポーツモデルという硬派な仕様でしたが、ND-07Sではハイリミットスポーツとして走りを磨きつつ、大人の余裕を感じさせる風格を追い求め、人馬一体感をさらに深めて、眺めるたびに心地よい刺激が広がっていく・・・そんな上質な世界観を感じさせるモデルに仕上がっているとのこと。
そのND-07Sのエクステリアを引き締めるスタイリングキットはCFRP(ドライカーボン)製で、目を引く独創的なハーフフローティングタイプのリアウイングは、デザイナーがワイド感と躍動感を優先した結果、トランク開閉時に量産アンテナとの干渉を避けられない構造になってしまったため、ヘリカルショートアンテナとの併用を前提とするという、あえて割り切った設計でディテールを磨き込んでいます。

これらのドライカーボン製のスタイリングキットは2025年12月から2026年1月の出荷予定ということで、先行予約もスタートしているそうです。
またこちらは目下開発中となりますが、軽量なチタンを用いたスポーツマフラーや4点式のストラットタワーバーも装着されており、2026年1月の発売を目指しているとのことでした。
そしてこのND-07Sには、マツダファンフェスタ2025でも注目を集めた「ファインチューニングリビルトエンジン」も搭載されています。マツダファンフェスタ2025の会場では実現しなかったエンジン始動や空ぶかしの実演もなされ、バランスドエンジンならではの振動の少なさやスムーズな回転の上がり下がりを実際に目にする貴重な機会となりました。

今回も盛況となった「AutoExe Members Meeting」、次回の開催も予定しているとのことなので、マツダ車ユーザーや気になるクルマがある人は、オートエクゼの公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

