マツダの限定ロードスターがGT7に登場!実車発売に先駆けバーチャルで体験

 マツダは2025年9月24日、人気レースゲーム「グランツーリスモ7」に「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」が収録されることを発表しました。

 このクルマは、マツダのモータースポーツブランドが手掛ける初の市販モデルで、200台限定で販売されます。

 実車の発売に先立ち、世界中のゲームファンがその走りを体感できる貴重な機会となりそうです。

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「グランツーリスモ7」に収録された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」

 今回「グランツーリスモ7」に収録された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」は、マツダのモータースポーツ活動を象徴するサブブランド「MAZDA SPIRIT RACING」が世に送り出す、記念すべき初の市販コンプリートカーです。

 このモデルには、スーパー耐久シリーズへの参戦を通じて培われた高度な技術や貴重な知見が惜しみなく注ぎ込まれています。

 サーキットという極限の環境で鍛え上げられた性能が、市販車としてどのように昇華されているのか、多くのファンの期待が集まります。

  • 「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」の撮影風景
  • 「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」の撮影風景

 生産台数はわずか200台という希少な限定モデルであり、2025年の秋から商談予約抽選の申し込みが開始される予定です。

 なお東京オートサロン2025での初公開時に価格について「700万円台を予定している」とアナウンスされていました。

「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R(マツダ スピリットレーシング ロードスター イチニアール)」が「グランツーリスモ7」に収録された

 所有できるオーナーは限られますが、その特別な一台の魅力をバーチャル空間で誰もが味わえるようになります。

 マツダが実車の発売に先駆けて「グランツーリスモ7」への収録を決定した背景には、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」が持つ卓越した走りや独特の魅力を、一人でも多くの方に体感してもらいたいという強い想いがあります。

 今回のバーチャルカーの開発にあたっては、リアリティを極限まで追求するため、実車の開発を担当したマツダの社員自らが監修を行いました。

 走行性能はもちろんのこと、エンジンサウンドやエクステリア・インテリアのデザインに至るまで、各要素が細部にわたってチェックされ、実車に限りなく近いドライビング体験が再現されています。

 この特別なロードスターは、ゲーム内の「ブランドセントラル」にて、12,000,000クレジットで入手することが可能です。

同車の開発を担当したマツダ社員が走行性能、サウンド、デザインの各要素を監修

「グランツーリスモ7」でのバーチャル体験に加えて、実際にその世界観に触れることができるリアルイベントの開催も予定されています。

 2025年10月4日・5日に、静岡県の富士スピードウェイで開催されるファンイベント「MAZDA FAN FESTA 2025 at FUJI SPEEDWAY」の会場で、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」を試乗できるブースが設けられます。

 イベント内の「グランツーリスモ7 タイムアタック」というコンテンツで、この最新モデルの走りをいち早く体験することが可能です。

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