ベーシックな内装はディーゼルやガソリンモデルに設定

 このほか、ディーゼルモデルとガソリンモデルの上級グレードは「エクスクルーシブ モード」で、前出のピュアホワイトもしくはブラックのナッパレザーから選択できます。

 続く「Lパッケージ」は通常の本革シートとなり「ブラックレザー」に加え「グレージュレザー」が選択できます。

 そのうちベージュ系内装色はこのLパッケージだけで選ぶことができます。

マツダ「CX-60」の「プレミアム スポーツ」と同価格で選べるもうひとつの最上級グレード「プレミアム モダン」はまぶしいばかりのピュアホワイトカラーが特徴

 そしてディーゼルモデル、ガソリンモデルに設定される「Sパッケージ」と、ディーゼルモデルのみに設定されるベーシックな「XD」がブラック内装のファブリックとなります。

 なおPHEVモデルは、前出のプレミアム モダン、プレミアム スポーツ、エクスクルーシブ モダン、エクスクルーシブ スポーツが同様に設定されます。

 このように新型CX-60は内装パターンが全7種類も用意されています。

 ここまで内装のパターンが多彩に選べるのは、国産車では他に高級車ブランドのレクサスぐらいしかなく、CX-60が非常に贅沢なクルマであることがわかります。

※ ※ ※

 2023年8月1日、マツダは原材料価格や物流費などの世界的な高騰の影響により、CX-60の販売価格を改定すると発表しました。

 これにあわせ商品改良を実施し、7月には受注を一時見合わせています。

 その影響もあり、7月度の自販連ランキングでCX-60は32位まで順位を落とし、マツダ車トップにはCX-5(28位)が返り咲いています。

 8月度以降、CX-60の販売の盛り返しについても注目が集まるところです。

PHOTO GALLERY【画像】「めちゃ豪華!」 マツダ高級SUV「CX-60」の内装7パターンを画像で見る(58枚)