実は女性にも大人気なロードスター!
2015年に国内販売をスタートさせたNDロードスターは、初年度で8000台を超える売り上げを見せて順調な滑り出しを見せました。
通常、フルモデルチェンジの直後が最も売れ、そこから徐々に台数が少なくなっていくのが自動車販売の通例です。

しかしNDロードスターは、販売7年目となる2021年ごろから復調の兆しを見せ、昨年2025年には国内で1万台を超える販売台数を記録しました。
このうち最も購入比率が高いのは40代以上で、全体の7割を占めています。これだけを聞くと若いオーナーが増えているとは思えないかもしれませんが、過去6年間で若年層への販売台数は2倍に増加しています。

さらにNDロードスターの中古車購入比率を見てみると、20代以下が28%で最多という結果が出ています。このデータからも、NDロードスターを指名買いする若い世代が確実に増えていることが分かります。

また、興味深いのが20代購入者における女性比率の急増です。2020年に新車でロードスターが購入された台数のうち、20代女性によるものは56台でしたが、2025年には291台へとその数を大きく伸ばしています。

若手ロードスターオーナーが増えている理由はズバリこれ
なぜ、ここ数年でロードスターを支持する若いユーザーが増えているのでしょうか。その背景には、コロナ禍をきっかけとしたライフスタイルの変化や、現代の若者文化との親和性があります。
マツダの調査によると、「コロナ禍」で密を避ける生活が推奨されるなかで、「密にならないクルマ趣味」や「オープンカー」というキーワードに注目が集まりました。その結果、手頃な価格で手に入るオープンスポーツカーとして、ロードスターが選択肢に浮上したのです。
また、SNSの影響も無視できません。Instagramを中心にロードスターのスタイリッシュな写真を投稿するユーザーが増えており、これに憧れてオーナーになる若者が後を絶ちません。オーナーが新たなオーナーを呼び込むという好循環が起きています。

サブスク感覚!? 毎月の支払いが安く済む残クレ活用
さらに、新車を購入する若いオーナーの間で広く活用されているのが、残価設定型クレジットプラン「マツダスカイプラン」です。
サブスクリプションサービスなどが普及している今の世代は、残価設定ローンへの心理的ハードルが低く、「月々の支払額が想像以上に手頃であること」が新車購入の決め手となっています。
これを強力に後押ししているのが、3年で65%、5年で50%というロードスターの驚異的な残価率(リセールバリュー)の高さです。

若い女性オーナーが増えているのも、こうした買いやすさに加え、「デザインへの一目ぼれ」で指名買いしているケースが多いためです。
マツダの調べでは、現行ロードスターに「おしゃれなイメージ」を抱き、興味を持つケースが目立ちます。「このクルマが私の生活にあったら、毎日がより華やかで豊かなものになりそう」という、ライフスタイルへの憧れが購入の起点になっているようです。
シニア層の趣味車というイメージを覆し、次世代への継承が確実に進んでいるロードスター。これからもそのブランドを末永く維持していくのは間違いないでしょう。