次期CX-5とCX-60 違いは「3つのポイント」

 突然ですが、次期「CX-5」のボディは現行型に比べるとひとまわりサイズアップしています。となれば気になるのが「CX-60」との関係ですよね。そこで今回は「次期CX-5の正式デビューが待ちきれない!」ということで、次期CX-5を現行型CX-60と比較してみました。

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次期CX-5。写真は「東京オートサロン2026」のマツダブースで展示された欧州仕様車で、カラーは新色「ネイビーブルーマイカ」

 ポイントは3つ。「車体サイズ」「パワートレイン」そして「車両価格」です。

 まずポジショニングから見ていきましょう。それは車名を見れば一目瞭然。ほかの多くのメーカーと同じくマツダも「数字が大きいほど車格が上位」というルールがあり、CX-5はCX-60に対して“下のポジション”となります。

 それは車体サイズを比べれば鮮明。次期CX-5(欧州仕様)の車体は全長4690mm×全幅1860mmですが、CX-60(日本仕様)は4740mm×1890mmと大きいのです。

  • 次期CX-5の全長は4690mm、全幅は1860mm
  • 一方でCX-60の全長は4740mm、全幅は1890mmだ。次期CX-5は、現行型CX-5とCX-60の中間サイズとなる

 ちなみに現行型CX-5の車体は全長4575mm×全幅1845mm。すなわち次期CX-5の車体の大きさは「現行CX-5以上、CX-60未満」というわけ。これがひとつめの「CX-60との違い」です。

 パッケージングの違いも興味深いところ。たとえばCX-60のラゲッジルームは93Lのサブトランクも含めて570Lですが、次期CX-5のそれは583L。車体がひとまわり小さい次期CX-5のほうが、ラゲッジルームは広いのです。

次期CX-5の荷室容量は583L。「東京オートサロン2026」のマツダブースで行われた商品プレゼンテーションでは、その大きなラゲッジルームにベビーカーや荷物を積み込む様子が実演された

 実は後席に関しても、次期CX-5の広さはCX-60と同等以上。すなわち実用面に関しては次期CX-5のほうが勝っているといっていいでしょう。

次期CX-5は現行型CX-5と比較して、後席のヘッドルームが29mm、膝前スペースが64mm、ドア開口部が約70mm拡大。CX-60と比較しても同等以上の室内空間を確保した

 理由はボンネットの長さにあります。CX-5のボンネットがCX-60に比べて短く、そのぶん短い全長でもキャビンを長くできるというわけ。そんなパッケージングの違いが次期CX-5の使い勝手を高めているのです。

次期CX-5は4気筒ガソリンエンジンのみ

 そしてパワートレインのラインナップもCX-60との大きな違いです。

 実はCX-60の特徴に、多彩なパワートレインを用意している点が挙げられます。ベーシックなタイプから並べてみると、まず排気量2.5リッターの4気筒自然吸気ガソリンエンジンがあり、排気量3.3リッターの6気筒ディーゼルも用意。その上位としてエンジンにモーターを組み合わせるマイルドハイブリッド、そして4気筒ガソリンエンジン(排気量2.5リッター)に強力なモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドもあります。合計4つのパワートレインが選べる選択肢の幅が魅力ですね。

CX-60のパワートレインは左上から時計回りに、直列4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」、6気筒ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 3.3」、エンジンと8速ATの間にモーターを配置した「e-SKYACTIV D 3.3」、プラグインハイブリッド「e-SKYACTIV PHEV」と4バリエーションから選択可能だ

 いっぽう次期CX-5は、まず2.5リッターの自然吸気エンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドを用意。遅れて、2027年度中には「SKYACTIV-Z」と呼ばれる特別な燃焼方式のエンジンを組み合わせた“独自技術のフルハイブリッド”が追加される予定となっています。

次期CX-5のパワートレインは全モデルとも、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様だ

 そんなパワートレインの選択肢も次期CX-5とCX-60の違いです。4気筒ガソリンに加え6気筒のディーゼルエンジンも選べるCX-60に対し、次期CX-5は全モデルとも4気筒ガソリンエンジンのみとしています(国内仕様にもディーゼルは用意されない予定)。

 いっぽうで「ガソリンエンジンのマイルドハイブリッド」や「プラグインではないストロングハイブリッド」を選べるのが次期CX-5のアドバンテージ。すべてのパワートレインにモーターが組み込まれるのが特筆すべきポイントでしょう。

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