マツダがオートサロン会場で実施した「特別なツアー」に参加

 マツダは、2026年1月9日から11日に幕張メッセ(千葉市)で開催された「東京オートサロン2026」において「知ればもっと楽しくなる MAZDA ROADSTERカスタムの世界 ~MAZDA × FUJITSUBO × RAYS × Brembo コラボレーションブースツアー~」を開催しました。

 このツアーは「ND型ロードスターの現オーナーやこれから愛車に迎える検討をしている人に向けて、カスタマイズの1歩目として参考にしてほしい」というテーマをもとに、マツダスピリットレーシング(以下MSR)ロードスターの開発を通じて厳選されたカスタマイズアイテムである、マフラーのFUJITSUBO(フジツボ)、ホイールのRAYS(レイズ)、ブレーキのBrembo(ブレンボ)の各社担当者から、製品について直接プレゼンテーションしてもらうという豪華な内容です。

MSRがなければ市販化されなかったかもしれない!?フジツボ製チタンマフラー

 最初に訪れたのはフジツボブースです。実は当初、2リッターのRF用にチタンマフラーの開発を進めていましたが、販売価格との兼ね合いなどさまざまな状況が重なったことで、実は市販化されずに“お蔵入り”になりかけていたとのこと。

 そんな時に、低回転では力強さを、高回転では「今までのロードスターらしくないほど音色が変わる」ような抜けのいいサウンドのマフラー探しをしていた、MSRロードスターの開発評価メンバーがその話を知ることとなりました。実際に開発車両に装着して確認したところ、これがイメージ通りの製品だったそうです。その後、さまざまな評価や交渉を経て、MSRオフィシャルスポーツオプションとして設定されるに至ったという逸話も披露されました。

 また、実際にオートサロンのフジツボブースには、200台限定の貴重なMSRロードスター12Rが展示されていましたが、これは開発用車両としてマツダから提供されたシリアルナンバー0番のもので、200台限定には含まれていないとのことです。

一見同じように見えるけど、全然違う!MSR用のレイズ製TE37ホイール

 続いてはホイールのレイズブースに。MSRロードスターに採用される17インチの鍛造「TE37」ホイールは、一見するとカラーリングやMSRマシニングロゴ以外は、通常設定されているものと同じように見えますが、実は形状を含めてMSRロードスターの専用品となっています。

 ホイール形状をよく見ると、スポーク形状は適度な厚みがあり、ほとんどコンケイブされていない抑揚を抑えたフラットなデザインとなっています。

 これはマツダがメーカー公式としてMSRロードスターを販売するにあたり「サスペンションストロークをしっかり確保したMSRロードスター純正車高状態でボディからはみ出さない」+「フロントブレンボキャリパー装着でもホイールとのクリアランスを確保する」+「軽量化と路面からの振動入力のバランスを最適化させたスポーク部分の肉厚」などの要望を、いずれもクリアした最適設計となっているのがその理由であると明かされました。

ユーザーの走らせ方に合わせてさまざまな選択肢を用意するブレンボ

 3つ目に訪れたのはブレーキメーカーのブレンボブースです。MSRロードスターに標準装備、他グレードにもオプションで装着できるフロント4ポットブレンボキャリパーキットに加えて、“MSRスポーツパッケージ”と題したオプションとして、専用デザインを施したローターと、2種類のブレーキパッドを用意しています。

 この2種類の内訳は、本格的なサーキット走行を想定し、複数周回を重ねた連続走行時での高い温度帯まで対応したスポーツタイプと、街中からワインディングまで対応した、ホイールの汚れを抑える低ダストタイプです。ユーザーのニーズに合わせて選択できるようになっています。

 またサーキットで使用するユーザーに向けて、ブレーキオーバーホール時の対向キャリパー専用のシールキット単品も販売されています。

ツアー全体の案内と解説を担当したマツダのブランド体験推進本部 ファクトリーモータースポーツ推進部の楠弘隆さん。移動中もMSRロードスター開発時の秘話なども紹介され、約1時間のツアーはあっという間に感じられるほどの充実した内容だった

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