欧州仕様の新型「CX-5」が登場! 注目の「初公開カラー」とは

 マツダは2025年12月15日、千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」(2026年1月9日から11日開催)の出展概要を発表しました。

 ブースでは、注目の新型「CX-5」(欧州仕様車)の実車展示に加え、スーパー耐久シリーズなどで戦ったレーシングカーが展示される予定です。

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精悍な引き締まった印象を与える「ジェットブラックマイカ」の「新型CX-5」が東京オートサロン2026のマツダブースに展示予定

 今回のオートサロンにおいて、来場者の最も熱い視線を集めそうなのが、新型「CX-5」(欧州仕様車)の実車展示です。

 2025年にその姿が公開されたばかりの新型CX-5ですが、会場には欧州仕様車が2台持ち込まれる予定です。

 特筆すべきは、そのボディカラーです。1台は精悍な引き締まった印象を与える「ジェットブラックマイカ」ですが、もう1台には「初公開の新色」が採用されていることが明らかになりました。

 マツダといえば、「ソウルレッドクリスタルメタリック」や「アーティザンレッドプレミアムメタリック」など、塗装技術に並々ならぬこだわりを持つことで知られています。

 今回披露される新色がどのような世界観を表現しているのか、実車での初お披露目に大きな期待が寄せられます。

 今回、マツダブースの主役の一角を担うのは、過酷なレースフィールドで鍛え上げられた3台のモデルです。

 まず注目なのは、「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2025 Empowered by BRIDGESTONE」に参戦した2台の「MAZDA SPIRIT RACING」コンセプトカーです。

 ゼッケン55番をつけた「MAZDA SPIRIT RACING 3 Future concept」は、第7戦においてマツダ独自のCO2回収装置「Mazda Mobile Carbon Capture」の実証実験を、世界で初めてレース環境下で公開実施した車両。

 また、ゼッケン12番の「MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept」は、第3戦以降、低炭素燃料である「E20」を使用してレースを戦い抜いたモデルです。

 さらに、ラリーフィールドからも参戦車両が登場します。「XCR スプリントカップ北海道」の第6戦「RALLY HOKKAIDO」において、XC2クラスに出走した12台中2位という輝かしい成績を収めた「MAGIC TY MAZDA CX-60」も展示される予定で、オンロード・オフロード双方で「走る歓び」を体現したモデルが並びます。

  • ゼッケン55番をつけた「MAZDA SPIRIT RACING 3 Future concept」
  • 2025年10月に発表された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」の1/18スケールモデルカーが販売

■限定モデルカーの販売やeモータースポーツ決勝戦も開催

 車両展示以外にも、ファンにはたまらないコンテンツが用意されています。

 ブース内に設置される「MAZDA OFFICIAL GOODS SHOP」では、2025年10月に発表された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」の1/18スケールモデルカーが販売されます。

 実車のデザイナーが完全監修したというこのモデルカーは、オートサロン初日の1月9日より、会場およびオンラインサイトにて販売が開始される予定です。

 また、イベント最終日となる1月11日(日)には、マツダが協賛するeモータースポーツリーグ「2025 AUTOBACS JEGT Supported by GRAN TURISMO」の決勝大会が、オートサロン会場内で開催されます。

 バーチャルの世界で繰り広げられる熱い戦いも、見逃せないイベントとなりそうです。

 マツダは今回の出展を通じて、「走る歓びでいきいきとする体験」を提供し、「クルマは楽しい」という共感の輪を広げていくとしています。

 次世代の環境技術を搭載したレースカーから、市場の最前線を走る新型SUVまで、マツダの「今」と「未来」が詰まったブース展開に期待が高まります。

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