FRベースのプラットフォームで6気筒縦置きエンジンを採用した「CX-60」
マツダの次世代を担う「ラージ商品群」の第1弾として2022年に登場したCX-60は、同商品群の中で最もスポーティな走りを実現している2列シートミッドサイズSUVです。

エンジン縦置きFR(フロントエンジン・リアドライブ)ベースプラットフォームだからこそ味わえる軽快なステアリングフィール、高出力パワートレインがもたらすパワフルで心おどる走りと高い環境性能、マツダデザインとクラフトマンシップからなる日本の美意識を取り入れた上質な内外装が好評を集めています。
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そんなCX-60は2024年12月に2025年モデルが発表され、2025年2月21日に販売を開始。各地のマツダディーラーなどで試乗ができるようになっています。
試乗するのはマツダとともに生きてきたレジェンドレーサー! 寺田陽次郎氏はどう感じ取る?
今回はそんな2025年モデルのCX-60について、“ミスター・ル・マン”の愛称でも知られるレジェンドレーサーの寺田陽次郎氏にサーキットで試乗してもらい、その率直な感想を伺った上で、CX-60の開発陣とのインタビューに臨んでもらいました。

寺田陽次郎氏についてはもはや説明不要かもしれませんが、1991年のル・マン24時間レースにおいて総合優勝を果たしたマツダ787Bの開発に当初から携わり、自身もル・マン24時間レースに長年にわたって参戦し続け、4回のクラス優勝を成し遂げた人物です。

現在はマツダ車関連のカスタムパーツを手がけるオートエクゼの社長を務め、各地のイベントで787Bなどレーシングカーのステアリングを実際に握ってデモランを行う現役ドライバーという顔も持ちます。
さらに寺田氏自身もCX-60(前モデル)のオーナーということで、2025年モデルに興味津々とのこと。それでは早速試乗の様子を見てみましょう。