フェルスタッペンがRed Bull Racing Hondaパートナーシップ50戦の節目に優勝

 ベルギーGPの決勝は降り続く雨によりセーフティカー先導走行のみでの終了となり、規定周回数に満たずハーフポイントの付与となりました。前日の予選でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンが優勝し、Red Bull RacingとHondaのパートナーシップ50戦目に華を添えました。

Honda.Racing発表:https://honda.racing/ja/f1/post/belgium-race

レース前から大雨に見舞われ、路面コンディションは非常に難しくなる中、グリッドへ向かっていたセルジオ・ペレスがターン6の“レ・コーム”でコントロールを失い、バリアへとクラッシュ。右フロントサスペンションを破損し、グリッドに並べない状態となりました。

しかし、雨は収まる気配がなく、スタートは延期に。さらに、フォーメーションラップを行ったものの、コース上の水が多く視界が確保できない状態だったため、スタート進行が中止されます。ここから3時間以上の中断を経てレースが再開。グリッドの通り、フェルスタッペンが先頭で、ピエール・ガスリーは6番手、角田裕毅はペレスのクラッシュによって1つ順位が繰り上がり、15番手でのリスタートとなりました。

Red Bull Racingはこの中断の間にマシンの修復を完了させ、ペレスはレースへ戻ることができました。セーフティカーが先導する隊列の最後尾についたペレスでしたが、レースは再び赤旗中断となったために順位を上げることは叶わず、20位となりました。

リーダーのフェルスタッペンが2周を消化したことから、レースは成立。規定によって入賞者の獲得ポイントは半分となり、フェルスタッペンは12.5ポイントを得てチャンピオンシップでの差を詰めました。ガスリーは6位入賞で、Scuderia AlphaTauri Hondaは4ポイントを獲得しています。

このベルギーGPから3連戦の日程が組まれており、次戦は1週間後。ザントフォールト・サーキットでのオランダGPで、フェルスタッペンは再びホームグランプリに臨みます。

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