お台場冒険王2024でスバル最新SUVの悪路走破性能を体感できる!

 2024年7月20日から8月25日まで、東京・お台場でイベント「お台場冒険王2024~人気者にアイLAND~」が開催されています。
 
 スバルは、本イベントにオフィシャルパートナーとして参加し、ブース内では同社の最新SUVラインナップの同乗体験や、車両展示、多彩なプレゼント企画を実施しています。
 
 なかでも、大きくコースを構えて目立っていたのは、スバル最新SUVシリーズの悪路走行性能を体感できる「ワクワク!アドベンチャークルーズ」です。

 最近では多種多様なクロスオーバーSUVをラインナップし、「スバル=SUV」というイメージが根づいていますが、スバルの4輪駆動が誕生したのは、50年以上前になります。

 1968年に東北電力から、山間部の送電線の点検用に「ジープ並みの積雪地での走破性」と「乗用車の快適性」を両立したクルマが欲しいというリクエストを受け、宮城スバルのメカニックがFFの「スバル1000」に日産「ブルーバード(510型)」の駆動系やサスペンションを流用しながら4輪駆動の試作車を製作しました。

 同車は豪雪地で知られる山形県の月山やスキー場でジープと共に試験が行なわれましたが、東北電力のオーダー通りの仕上がりだったそうです。

 その後、宮城スバルは富士重工(当時のスバル)に生産化を提案し、富士重工は各種試験を実施しゴーサインを出して開発を進めた結果、1971年の東京モーターショーで乗用AWDの元祖となる「ff-1 1300バン4WD」を発表しました。

 同車は、水平対向エンジンを縦置きにしたパワートレインをベースに、シンプルで軽量、そして左右対称のAWDシステムといった、現在のスバル独自の4輪駆動システム「シンメトリカルAWD」を初搭載したモデルです。

 そして1年後には、国産初の乗用タイプAWDとして「レオーネ4WDエステートバン」を発売し、インフラ整備の現場や公共機関のほか、スキーやレジャーなど多様なニーズに応える本格マルチパーパスカーとして、世界から注目を集めました。

 現在では多数のスバル車に採用されているシンメトリカルAWDですが、最大の特徴は、水平対向エンジンを核としたパワートレインが、左右対称かつ一直線にレイアウトされているところです。

 これにより4輪にバランスよく荷重がかかり、タイヤの接地性をしっかりと確保できることから、4輪駆動のポテンシャルを最大限に引き出すことができ、雪道や泥道などの悪路から、雨に濡れた道、高速道路まで、様々な道を安定して駆け抜けることができます。

 またシンメトリカルAWDは、重量物であるトランスミッションが車体の重心近くに配置されているのにくわえて、「軽量・コンパクト・低重心」な特徴の水平対向エンジンも相まって、優れた重量バランスを実現。

 コーナリングやブレーキング時も慣性モーメントが小さく、軽快なハンドリングを愉しめるほか、車体が揺れにくいので乗り心地もよく、快適なドライブを楽しめます。

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 そんなスバルが誇る独自の4輪駆動システムですが、イベント内では特設された悪路を想定したコースを用いて、シンメトリカルAWDを採用している「フォレスター」の悪路走破性能を体験することができます。

 コースは、凸凹道のエリア、渋滞時を想定したクルマを追従する全車速追従機能付ACCを体感できるエリア、片側に急傾斜の坂道を設けたエリア、大きな水たまりのエリアと、4つのセクションで構成されており、インストラクターが運転のもと、助手席または後席に同乗し、悪路を駆け抜けていくといった流れです。

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