「フォレスター」に同乗して凸凹道や深い水たまりを走ってみた
今回、筆者も同乗してフォレスターの悪路走破性能を体感してきました。
まず、大きな砂利のコブが左右に配された凸凹道のエリアへと突入する時に、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールし、悪路からのスムーズな脱出をサポートする「X-MODE」を選択。
道中、タイヤが浮くシーンもありましたが、緻密な駆動コントロールによりしっかりと地面を掻いて無事脱出しました。
また、外で見た際にクルマはかなり傾いていたのですが、同乗中は傾きや揺れを大きく感じなかったのも印象的でした。
次に渋滞時のノロノロ運転を想定したエリアでは、インストラクターのアナウンスと共に前方にクルマが出現。
そしてACC機能をONにしアクセルやブレーキを離した状態で待機していると、前方のクルマが動き出すと同時に、フォレスターも後を追うように動き出します。
途中、前方のクルマが速度を緩めたりブレーキを踏んだりもしていましたが、一定の間隔をキープしながら追従し、終始安心感がありました。
これらは、追従するステレオカメラを根幹としたスバル独自の先進安全技術「アイサイト」を用いて、前方のクルマを観察し、制御しているといいます。
3番目は、通称「スーパー斜め道」というエリアで、左片側に大きく砂利が積まれているところにタイヤを載せ、クルマを傾かせながら走行します。
道中、X-MODEを選択しマルチファンクションディスプレイで確認すると、最大で19度クルマが傾いていました。
しかし、クルマがズリ落ちたり挙動が乱れたりすることはなく、しっかり地面に張り付きながら前進する様子から、左右対称に配されたパワートレインや、低重心を誇る水平対向エンジンなどの重量バランスの恩恵を感じることができました。
最後の大きな水たまりエリアは、手前は泥が盛られて浅くなっており、後半は最深30cm前後と深くつくられているといいます。
進入時はフロントグリル下まで水を被っていましたが、泥のなかでも空転することなく、地面を掻いて脱出。
同時に、大きな水しぶきを挙げながら水たまりを駆ける爽快感を楽しむことができました。
実際に、アドベンチャークルーズを体験したユーザーからも「自分が想像していたより振動や傾きを感じなくてビックリ!」「普段なかなか凸凹道を走る機会がないから新鮮でした」「立ち止まらずにどんどん進むし、アトラクションみたいで楽しかった」などの感想が寄せられています。
ワクワク!アドベンチャークルーズが体験できる、お台場冒険王2024は7月20日から8月25日まで、お台場で開催されています。
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