トライアスロンとクルマの密接な関係
「トライアスロン」というスポーツを知らないという人は少ないと思いますが、どんな競技?と尋ねると、「水泳と、ランニングと、自転車ですよね。あれ? 順番はどうでしたっけ……」というぐらいの認識の人が多いのではないでしょうか。
あらためて説明すれば、トライアスロンとはスイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(ランニング)という順番で、3つの種目を行う競技です。
それぞれの距離はいくつかバリエーションがあるのですが、最も一般的なのは、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの合計51.5kmで行われるものです。ちなみにレースの名前だけご存じの人も多いであろう「アイアンマンレース」と呼ばれるものは、スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmという超ロングディスタンスな競技のことです。
筆者(河西啓介)は10年ほど前からトライアスロンを始めたアマチュア・トライアスリート。
これまでホノルル・トライアスロンなど海外の大会をはじめ、十数回のレースに出場しました。そして趣味としてトライアスロンを楽しむなかでわかったことは、「トライアスロンとクルマは、切り離せない関係にある」ということです。
トライアスロンのレースは海、湖、川などがある、都市部から離れた場所で行われることが多く(中には市街地型レースというのもあります)、そこに行くための移動手段が必要です。さらにバイク(自転車)を運ばなくてはならないため、クルマが必須になるのです。
レースの際の駐車場を見て分かるトライアスリートのクルマ選び
バイクを運ぶためには、ある程度の荷室の広さが必要です。
セダンでも工夫すれば積めないことはありませんが、実際トライアスリートの多くがステーションワゴン、SUV、ミニバンを選んでいることは、レースのときパーキングスペースに止まっているクルマを見れば一目瞭然です。
なかでも、ステーションワゴンを選ぶ人が意外に多いというのが、筆者の感じているところです。その理由として、トライアスリートはバイクやギアの運搬と同時に、クルマの「走り」にもスポーティさを求める人が多いのでは、というのが筆者の見立てです。
今回はトライアスロンとステーションワゴンの“親和性”を確かめる、という意味も込めて、プロ・トライアスリートの高橋侑子さんとSUBARU「レヴォーグ」でドライブに出かけました。
高橋さんはトライアスロン日本代表として世界レベルの大会にたびたび出場している、まさに日本のトップ・トライアスリートです。しかも高橋さんは以前、日本を拠点にしている間は先代のレヴォーグに乗っていたそうです。
STIスポーツの装備は鍛え抜かれたアスリート!?
レヴォーグは、レオーネやレガシィなどSUBARU歴代モデルの伝統を受け継ぐスポーティなワゴンモデルです。
今回試乗したレヴォーグは1.8リッター・ターボの水平対向4気筒エンジンを搭載し、シンメトリカルAWDにより4輪を駆動させる、まさにSUBARUのDNAを凝縮したかのような成り立ちをもっています。
試乗車は、SUBARUのスポーツ仕様を手がけるSTI(スバルテクニカインターナショナル)の名を冠した「レヴォーグ STI Sport EX Black Interior Selection」というモデル。
STI Sportグレードには専用の電子制御ダンパーや大径のマフラーカッター、専用デザインの18インチアルミホイールを備え、見た目も走りもよりスポーティな味付けが施されています。
シーズン中はポルトガル南部の町、モンテ・ゴルドを拠点に世界各地のレースに出場し、最終戦が終わってから年明けまでの短いオフを日本で過ごすという高橋さん。
今回は日本滞在時によくトレーニングに出かけるという、千葉県の房総へと向かいました。東京都内から高速道路や有料道路を乗り継いで走ります。
クルマ好きのお父さまの影響もあり、子どもの頃からさまざまなクルマに親しみ、自身も運転好きという高橋選手に、さっそくレヴォーグのハンドルを握ってもらいました。
「以前乗っていたレヴォーグより、ずいぶん滑らかで洗練された感じがします。といっても、どこがどう違う、という細かいところまではわからないのですが(笑)」(高橋さん)
「最近はヨーロッパでもSUVタイプのクルマが増えていますが、私はどちらかというとアイポイントの低い、ワゴンタイプが落ち着きますね。インテリアではとくにこの辺り(11.6インチの大型ディスプレイが備わるインストルメントパネル)がずいぶん変わったけど、運転すると不思議と“ああ、レヴォーグだな”と、いい意味で変わらない感じがしました」(高橋さん)
アイサイトがレースでのパフォーマンスに影響を与える
現行のレヴォーグで大きく変わったことといえば、運転支援システム「アイサイト」でしょう。
ステレオカメラに加え、超広角の単眼カメラを組み合わせた3つのカメラがいち早く危険を察知し、さらに前後のレーダーにより車体の360°をセンシングするように進化しています。
また高速道路においては、前述のカメラなどのセンシング技術のほか、GPSなどの衛星測位システムと3D高精度地図データを使ってコーナリングやレーンチェンジをアシストし、渋滞時のハンズオフ走行などを可能にする「アイサイトX」によって、長距離移動による疲労やストレスを大幅に軽減してくれます。(※1)
「体あっての仕事なので、クルマを選ぶときに“安全”は何より優先しますね。それに、日ごろから高速道路では、積極的に運転支援システムを使っています。アクセルやブレーキペダル操作が減ると脚の疲れが違うので、移動後のパフォーマンスにも影響しますから」(高橋さん)
練習やレースに向かうとき、自分でハンドルを握ることもあるという高橋選手のコメントは、トップアスリートならではの説得力があります。いっぽういちアマチュア・トライアスリートの筆者も、練習やレースの帰路では同じことを感じています。
練習やレースの帰りに高速道路の渋滞にはまった際、渋滞時ハンズオフアシストなどの機能を持つアイサイトXは、運転負荷を軽減してくれて本当に心強いのです。もちろんそれは、レースに向かうときも同じです。(※2)
※1※2 アイサイト・アイサイトXについて
●認識性能・制御性能には限界があります。
●対象物体、天候等によって、止まりきれないことや作動しない可能性があります。
●自動運転装置ではありません。運転にあたっては常に周囲の安全と自車の動作を確認し、危険を感じた際には直ちにステアリングやブレーキ操作等を行い危険を回避してください。
●詳細は販売店にお問い合わせください。
快適な走行性能と積載性を両立し利便性の高い「レヴォーグ」
この日は、高橋選手が練習に使っているロードバイクを積んで出かけました。
通常時で561Lの大容量をもつレヴォーグの荷室は、リアシートを倒せば全長1639mmのフラットな荷室が現れます。バイクのホイールを外さずに、そのままゴロンと寝かせて載せることは「トライアスリートのトランスポーターとして、とても重要なこと」とは高橋選手の弁。
いっぽう筆者は、フロアボード下に69Lの容量をもつサブトランクに注目しました。トライアスロンではウエットスーツやスイムウエアなど、濡れたものを持ち帰ることが多いので、このサブトランクにトレーなどを置いて、濡らしたくないものと分けて収納できるのはいいなと思ったのです。
高速道路を降りたあとは、山道や市街地を走り、九十九里のランチスポットをめざします。ここでも高橋選手にハンドルを握ってもらいました。
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