SUBARU車の特徴である水平対向エンジンとは?
SUBARUといえば真っ先に「水平対向エンジン」を思い浮かべる人も多いでしょう。このエンジンは「ピストンが水平方向に対向して動く」という特徴があります。直列型やV型のエンジンとは異なり、エンジン全体の高さが低くなるため、クルマ全体の重心も低くなり、その結果優れた走行安定性を実現します。
加えて、ピストンが互いの動きを打ち消し合うため、振動が少なく、スムーズなエンジンフィールを提供します。このため、SUBARUのクルマは、長時間のドライブでも快適で安心感のある乗り心地を維持できるのです。
さて、SUBARUのエンジンには「FA型」や「EJ型」といった型式がありますが、この記事では、それぞれの共通点と相違点を解説していきます。
それぞれのエンジンの違いを解説!
EJ型は1989年に初登場し、SUBARUの名車「インプレッサ」や「レガシィ」に搭載されました。特に、EJ20型エンジンはSUBARUの象徴ともいえる存在で、1990年代には世界ラリー選手権(WRC)で輝かしい実績を残しています。
EJ型エンジンの特徴は、高回転域での力強いパワーです。
特にターボチャージャーを備えたモデルは、スポーツカーとしての加速性能が際立っており、SUBARUファンの間でも「走りを楽しむエンジン」として人気があります。
また、長年にわたり改良が重ねられ、高い信頼性と耐久性を誇るエンジンとして評価されています。
しかし、EJ型エンジンは高性能な半面、燃費や排出ガス低減性能においては、現代の基準ではやや劣る部分もありました。
新世代のFAエンジン
次に、FA型エンジンについてです。FA型は、EJ型の技術を継承しつつも、さらに進化を遂げた新世代のエンジンです。2012年に登場し「BRZ」や「WRX S4」、「レヴォーグ」などに搭載されています。
FA型エンジンの大きな特徴は、燃費性能と環境性能の向上です。EJ型に比べてエンジンの効率が大幅に改善されており、燃料消費を抑えながらも十分なパワーを発揮します。
特に「FA20 DIT(直噴ターボ)」では、ターボチャージャーの制御が電子化され、低回転域から高回転域まで途切れのないトルクを生み出すため、日常の運転でも扱いやすく、かつスポーティな走行が楽しめます。
さらに、FA型エンジンは軽量かつコンパクトな設計になっている点も特徴です。これにより、車全体の重心がさらに下がり、より安定したハンドリング性能を実現しています。
FA型もEJ型も、どちらもSUBARUの象徴である水平対向エンジンとして、その時代のニーズに合わせた進化を遂げてきました。EJ型は、ラリーシーンでの成功を支えたスポーツ性能に優れたエンジンであり、FA型は、日常のドライビングにおいても燃費とパワーのバランスを実現した現代的なエンジンです。
SUBARUのエンジンは、単なる動力源としてだけでなく、SUBARUが目指す「走りの楽しさ」と「安心感」を両立させるための重要な要素です。どちらのエンジンも、それぞれの魅力を持っており、SUBARUのドライビングを支えています。
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