スペックに表れない“感性領域”を向上し“ストリートベスト”を目指したリビルトエンジン

 マツダ車専門のカスタムパーツメーカーである「AutoExe(オートエクゼ)」は2025年6月30日、NDロードスター(ND5RC/ND5RE型)を対象とした「ファインチューニングリビルトエンジン」開発プロジェクトを推進中だと発表しました。

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 2015年に販売を開始したNDロードスターは「人馬一体」のコンセプトを掲げ、軽快な走りを追求した“ライトウェイトスポーツカー”です。発売から10年を迎えた今もなお人気を集める、マツダを代表する1台となっています。

 オートエクゼによると「ファインチューニングリビルトエンジン」開発プロジェクトは、NDロードスターのエンジンを出荷状態へ性能回復するのみならず、街乗りをはじめとしたドライブシーンにおけるエンジンの「研ぎ澄まされたフィーリング」を追求するものだと言います。

 オートエクゼブランドの根幹にある“ストリートベスト”思想に基づき、日常ドライブにおける回転の滑らかさ、応答性、振動やサウンドの質感といったスペック(数値)に表れない“感性領域”の向上に注力しているとのことです。

 本プロジェクトの対象は、現在のND5RCおよびND5REに搭載される“P5”エンジン。開発では「精緻な作業」と「繊細なチューニング」を重ね、出荷状態の標準性能以上の仕上がりを目指すとしています。

 オートエクゼによれば、今後も段階的に開発意図や具体的な仕様について随時発表予定とのこと。全容の公開にはもう少し時間がかかるとのことなので、続報に期待したいところです。

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