サーキットでマツダ車の魅力を再発見「人馬一体 Test Drive Experience」

 2025年4月5日、6日、スポーツランドSUGO(宮城県村田町)で開催された「マツダファンフェスタ2025 in東北」は多くの来場者でにぎわいを見せました。

 スポーツランドSUGOの本コースでは往年のレーシングカーのデモランやパレードラン、レースイベントなどが開催されて盛り上がりを見せていましたが、国際西コースでも人気コンテンツが実施されていました。

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「人馬一体 Test Drive Experience」の様子

 それが「人馬一体 Test Drive Experience」と名付けられた試乗体験コンテンツ。サーキットコースでマツダ車を運転するというなかなか普段は体験できないものです。

 公道を運転するだけでは見逃しがちなマツダ車の魅力を再発見できるコンテンツとあって、当日整理券が配布される朝8時30分には長蛇の列ができるほどでした。

 用意されていた試乗車は人気のロードスターのほか、話題のCX-60やCX-80といった最新モデルまで幅広く、幸運にも整理券をゲットできた参加者は、みなさん楽しそうに非日常のサーキット走行を堪能していました。

 本記事では、「人馬一体 Test Drive Experience」に参加した2組にインタビューした様子をお届けします。

重さを感じさせないトルク感とFRベースレイアウトの走りの良さを体感「CX-80」

 今回、CX-80を試乗した福島県のサトウさんは、現在CX-5のXD スポーツ アピアランスに乗っているそうですが、もう少し大きなモデルに興味が出てきてCX-80をチョイスしたとのこと。

「CX-80」に試乗したサトウさんご夫婦

 同じディーゼルエンジンではあるものの、CX-80はマルチシリンダーかつ大排気量の3.3リッターディーゼルターボを搭載しており、重さを感じさせないトルク感とFRレイアウトをベースとした走りの良さに驚きを隠せない様子でした。

 CX-5は現在、新車購入から2年目ということで「すぐの乗り換えは難しいものの、車検のタイミングでかなり悩むことになりそう」とサトウさんは話します。

サーキット試乗後のサトウさん。CX-80の走りの良さに、思わず笑みがこぼれる

2人の若きクルマ好きをとりこにする「ロードスター」はバイクなような走りの楽しさ

 続いてはロードスターRSに試乗した、ヤナガワさんとタカハシさんのお二人。ヤナガワさんは昨年のマツダファンフェスタでもロードスターの試乗をしたそうで、そのときの楽しさが忘れられず、今回も“おかわり”となったそう。

「ロードスター」に試乗したヤナガワさん(左)とタカハシさん(右)

 普段はボルボ780というツウな1台にお乗りのヤナガワさんですが、バイクも嗜(たしな)むということで、「ロードスターにはバイクと同じく風を切って走る楽しさがある上に、レカロシート(RS標準装備)のホールド感も抜群でクセになります」と話してくれました。

 一方のタカハシさんはまだ自動車の免許がなく、今年の夏に取得を目指しているとのことですが、家族がマツダ党で庭には父親がかつて乗っていたRX-8が保管されているとのこと。

「人馬一体 Test Drive Experience」コンテンツ内で「ロードスター」を試乗している様子

 それまで他社のクルマを乗り継いでいた家族がマツダ党になったきっかけは、ドキュメンタリー番組でロータリーの回を見たことだそうで、一撃でハートを射抜かれてしまったようです。

 そんな若い2人にもロードスターの魅力はしっかり伝わったようで、「思い通りに走らせることができて、乗りやすく楽しいクルマはなかなかない!」と大満足の様子でした。

ロードスターに試乗したヤナガワさんは「人馬一体」な走りを体感できたようだ

 さすがにサーキットで試乗する機会はなかなかありませんが、一般公道であればマツダディーラーで体感試乗ができるので、気になった人は近くのディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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