ホンダ シビッククーペ解説

シビッククーペは、日本国内では1992年から1998年までホンダから販売されていたクーペです。

日本においては2代目までで販売を終了していますが、北米市場では複数回のモデルチェンジを経て現在でも6代目が販売されています。なお、2代目の日本での販売はホンダオブアメリカ（HAM）で生産したものを輸入する形で行い、右ハンドル仕様で販売されていました。

エクステリアは、シビックの躍動感あふれるスポーティで斬新かつ流麗なデザインと、機能性に優れたシビックフェリオのエクステリアコンセプトを高次元で融合することで、洗練されたフォルムに仕上がっています。前後に引き締まったボディや滑らかなピラー部がエレガントさを醸しだちつつ空力特性を引き上げます。

ボディサイズは全長4450mm、全幅1695mm、全高1375mmで、クーペでありながら充分な居住スペースを確保。高熱線吸収ガラスや6：4分割可倒式リアシートにより、快適な居住性を提供しています。また、米国アコースティック・リサーチ社の６スピーカーのサウンドシステムが、極上のドライブを演出します。

エンジンには、1.6リッターVTEC-Eエンジンを採用し、トランスミッションはCVTを設定。スポーツ、ドライブ、エコノミーの3モード機構のホンダマルチマチックを搭載することでスムーズな走行性能と低燃費を実現しています。

シビックのクーペとあって人気が高く、中古車市場での平均価格は83.9万円となっています。状態の良いクルマを見かけたら購入を検討しましょう。(2020年5月調べ)