ホンダ オデッセイ解説

広い室内空間と風格のあるスタイリング、優れた燃費性能と上質な走りなどで好評のHondaの上級ミニバン「オデッセイ」は2017年11月16日に現行モデルにマイナーチェンジしました。

しなやかさをもたらすフロント/リアサスペンションを搭載し、フロントは軽量なストラット式を、リアは走りと空間効率を高バランスするトーションビーム式を採用しています。また、よりなめらかなステアフィールを実現するデュアルピニオンEPSも装備。これにより、ステアリングの回転を直線方向の動きに変換するピニオンを入力側とアシスト側の高い最大アシスト力となめらかなアシスト力制御を両立します。さらに、ゆとりの空間を備えたボディサイズながら、最小回転半径は5.4m。ミニバンクラスのトップクラスの小回り性能を兼ね備えています。

安全性能としてはREAL TIME AWD〈インテリジェント･コントロール･システム〉を備え付けているので、センサーで路面の状況や車両の走行状態を検知し、最適なトルクを後輪に配分。機構を軽量化し低燃費にも貢献しています。前輪がすべってから4WDに切り替わる従来のシステムから進化を遂げています。

室内装備はトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナーを標準装備。この機能で、1列目左右席、リア席の3つのゾーン各々で好みの温度設定ができます。また、IRカット〈遮熱〉ガラス［フロントウインドウ＆フロントドア］＋スーパーUVカットガラス［フロントドア］を身に着けているので、赤外線を抑制し、フロントドアのガラスから差し込む紫外線を約99%カットします。