最新スバル車をSTIパフォーマンスパーツてんこ盛りでカスタム!

 2022年1月14日から16日に開催された東京オートサロン2022においてスバルは、1000馬力超のEVハイパーカー「新型STI E-RA」と、2022年年央発売予定の新型電動SUV「ソルテラ」にSTIパーツを装着した「ソルテラ STIコンセプト」を世界初公開しました。

STIパフォーマンスパーツてんこ盛りのスバル新型「WRX S4 STIパフォーマンスコンセプト」(東京オートサロン2022)

 どちらも電気自動車の新型モデルということで話題となりましたが、これらのほかにも、スバルブースでは市販の新型車をベースに、STIのパーツをてんこ盛りしたコンセプトカーが参考出品されました。

 一体どのようなカスタムが楽しめるのでしょうか。

 2021年11月にフルモデルチェンジが発表された「WRX S4」は、新たに2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。新開発の「スバルパフォーマンストランスミッション」を組み合わせ、次世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」を採用するなど、新世代のAWDスポーツセダンに生まれ変わりました。

 ヘキサゴングリルやコの字のLEDヘッドライトを採用する点はほかのスバル車と共通ですが、新型WRX S4は前後のフェンダーアーチをはじめ、ボディ下部に樹脂パーツを装備。

 セダンでは珍しいSUVのような個性的なスタイルですが、この樹脂パーツには空力テクスチャーが施されており、空力性能向上のために欠かせないパーツだといいます。

 そんな新型WRX S4のパフォーマンスパーツを、スバルのモータースポーツ部門である「STI(スバルテクニカインターナショナル)」が開発しました。

 東京オートサロン2022に参考出品された「WRX S4 STIパフォーマンスコンセプト」は「STIエアロパッケージ」を装着。

 チェリーレッドのSTIフロントアンダースポイラー/STIサイドアンダースポイラー/STIリヤサイドアンダースポイラー/STIリヤアンダーディフューザーといったエアロパーツがボディ下部を一周するように装備されており、スポーティなスタイルを実現しています。

 これらのパーツはブラック塗装も用意されているといいますが、もともと装着されているブラックの樹脂パーツと同化してしまうことから、チェリーレッド塗装のパーツのほうが存在感を強調できるようです。

 ほかにも「STIコンプリートキット」として、STIフレキシブルタワーバーやSTIフレキシブルドロースティフナーフロント、STIフレキシブルドロースティフナーリヤといったパフォーマンスパーツや、STIハイパフォーマンスマフラーも装備されました。

 なお、新型WRX S4と同じSTIパフォーマンスパーツが盛り込まれた「レヴォーグ STIパフォーマンス コンセプト」も同時に公開されています。

 さらに、WRX S4 STIパフォーマンスコンセプトは、トランクにSTIドライカーボンリヤスポイラーを装着。

 これは新型「BRZ」に設定されているスワンネック型のリアスポイラーと同様もので、レーシングマシンの知見を取り入れていますが、STIリヤアンダーディフューザーと同時に装着することで、車両後方のダウンフォースをより向上させる効果が期待できるといいます。

 なお、新型WRX S4用のSTIドライカーボンリヤスポイラーは市販化を目指しているとのことで、より走りを追求するオーナー必見のアイテムだといえそうです。

※ ※ ※

 東京オートサロン2022では、STIの各種エアロパーツとマットブロンズのBBSホイールを装着した新型BRZも出展されました。

 スーパーGT 2021シーズンを戦った「SUBARU BRZ GT300」がシリーズチャンピオンを獲得したことを記念して、新型BRZに「STI GT チャンピオンパッケージ」が設定され、2022年2月1日から発売されます。

 パッケージの内容は、ドライカーボンリヤスポイラーとパフォーマンスホイール(BBS)、記念エンブレムの3点で、価格(消費税・工賃込)は79万7720円です。

PHOTO GALLERY新型「WRX S4」と「レヴォーグ」をチェリーレッドのエアロでド派手にカスタム!(32枚)

LINEUPラインナップ

SUBARUのホームぺージでくわしく見る