「燃費向上」&「タンク容量もアップ」で驚異の航続可能距離を実現
●驚きその3:燃費は「20%増し」の約19km/Lか
注目の燃費は、現時点ではまだ細かい数値が発表されていませんが、資料によると「約2割の向上」とのこと。
現行e-BOXER(4WDモデル:スバルの呼び方は「AWD」)のWLTCモード燃費値は15.8km/Lですから、新型ストロングハイブリッドのAWDモデルでおよそ19km/Lほどでしょうか。
燃費番長のプリウスにはかないませんが、とはいえAWDでこれだけ走ればもう十分ですよね。
もう「スバル車は燃費が悪い!」なんて言わせません。
「加速性能が高まり、燃費もよくなった」。それがスバルのストロングハイブリッドなのです。
●驚きその4:まさかの「ガソリンタンク容量拡大」
何を隠そう、ストロングハイブリッド車の資料を見ていてもっとも驚いたのがコレ。なんと燃料タンク容量が「増えている」のです。
ハイブリッドカーや低燃費車で時々あるパターンが、燃料タンク容量を「減らす」というもの。
燃費が良くなったことで、燃料タンク容量を減らしても航続可能距離が減らなければ問題ではないですが、クロストレックのストロングハイブリッドはそんな慣例とは逆に、燃料タンク容量が増えたのだから驚きました。
容量は48リッターから63リッターへと約3割も増え、クラス最大となりました。
メリットは航続距離の延長。燃費向上と燃料タンク拡大の相乗効果により、航続距離は現行e-BOXERから約5割もアップし、こちらもクラストップです。
開発者によると「スバル本社(東京・恵比寿)から本州の端までワンタンクで行ける」と自信満々で、これは足の長さが求められる北米では大きなアドバンテージ。
いっぽう日本では関係ないかといえば決してそんなことはなく、給油サイクルが伸びてガソリンスタンド行く手間を減らすことができるというわけです。素晴らしい!
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