上位モデルにしかなかった高度運転支援システム「アイサイトX」を初搭載!

●驚きその4:高度運転支援システム「アイサイトX」を新搭載

 ハイブリッドシステム以外にもトピックはあります。たとえば高度運転支援システム「アイサイトX」の搭載、そしてメーターの全面液晶化です。

スバル 新型「クロストレック “ストロングハイブリッド”」には高度運転支援システム「アイサイトX」が初搭載されます

 アイサイトといえば、スバルが誇る先進安全&運転支援機能ですが、「アイサイトX」はその上位タイプ。

 運転支援機能として高速道路渋滞時(50km/h以下)において、ハンドルから手を離した状態で運転できる「ハンズオフ機能」が使えるのが大きなメリットでしょう。もちろん速度調整のアクセル・ブレーキ操作もクルマが担います。

 これまでアイサイトXは、「レヴォーグ」や「WRX」「アウトバック」など上位モデルだけの装備で、クロストレックには設定がありませんでした。

 しかし、ストロングハイブリッドを積むクロストレックの“上位グレード”となる「Premium S:HEV EX(プレミアム ストロングハイブリッド イーエックス)」にはナビゲーションなどと並んで標準装備されます。

 なお同グレードには、同じくこれまでクロストレックには展開がなかった12.3インチの全面液晶メーターも採用される予定です。やりました!

 それが意味するのは「ストロングハイブリッド搭載車は、従来のクロストレックよりも上級ポジション」ということに他ならないでしょう。

●驚きその5:優れた「悪路走破性」も継承

 スバルのSUVといえば、悪路走破性は欠かせません。それはストロングハイブリッドとなっても同じこと。

 たとえば四輪駆動は、昨今ではFFベースのハイブリッドパワートレインを持つ多くの車種が採用する後輪(もしくは全輪)モーター駆動ではなく、従来ながらのドライブシャフトを活用したメカニカル式のAWDを採用しています。

 その実力は、今回の試乗会でもしっかり実感できました。

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