現行「フォレスター」なにがスゴい?
このところあらゆるものが値上がりしています。クルマも同様に一部改良やモデルチェンジを機に値上げされたり、同じ車種で中身に何も変更がないのに価格だけ上がったりしています。
そんな中で注目すべきクルマがあります。それがスバル「フォレスター」です。
現行型の5代目がデビューしたのが2018年のこと。まもなく登場から6年を迎えるフォレスターですが、すでに新型となる6代目モデルが2023年11月に開催されたロサンゼルスオートショーで公開され、北米で発売されています。
日本でもそう遠くないうちにフルモデルチェンジするものと思われますが、それまでおそらく現行型が値上げされることはないでしょう。
新型モデルは中身が進化するのはもちろん、全体としてはキープコンセプトの様子ですが、最近の世の中の動向からすると、価格がかなり高くなることが予想されます。
だからこそなおのこと、2024年秋現在、モデル末期の現行フォレスターが非常に“買い得”な状況にあるといえるわけです。
クルマ自体も、これまで幅広いユーザーに大いに受け入れられてきた実績があります。
数あるクロスオーバーSUVの中でも力強くタフなイメージのあるフォレスターは、その見た目と使い勝手の良さとともに、他とは一線を画するボクサーエンジンを軸とするシンメトリカルAWDレイアウトがもたらす走行性能の高さも効いて、根強い人気を誇っています。
安全性に関しても注目すべきアワードや評価を獲得。ざっと挙げると、ユーロNCAPの「ベスト・イン・クラス賞」やJNCAP衝突安全性能評価で「大賞」を受賞したほか、米国IIHS(Insurance Institute for Highway Safety=道路安全保険協会)の安全性評価では小型SUVクラスで初めて「BestPick」を獲得しました。
また、2024年5月には、最新のIIHS前面衝突予防性能試験において、運転支援システム「アイサイト」を搭載した米国仕様車の2024年モデルが、試験車両で唯一の最高評価を獲得し、いかにアイサイトの予防安全性能が優れているかをあらためて知らしめたのです。
そんな現行フォレスターの運転席に収まると、なによりまずスバルがかねてからこだわってきた視界の良さを実感します。他のクルマから乗り換えるとなおのことそれが良くわかります。
他社に先駆けていちはやく「ドライバーモニタリングシステム」を採用したのもフォレスターでした。
あらかじめ設定しておくと、登録した人が座ったときに個人認識機能によりシートポジションやドアミラー角度、空調などを自動的に調整してくれるので、とくに1台を何人かで使うユーザーは非常に重宝します。ジェスチャーでエアコンの温度調整することもできます。
乗る人すべてが愉しく快適な空間を共有できるよう、取り回しの良さと室内の広さを両立したパッケージング、使い勝手のよい装備を採用し、SUVらしいたくましさが感じられるデザインを表現。
車内の空間を広く確保できるようにと、すべてのガラスウインドウが“立ち気味”にセッティングされているのもフォレスターならでは特徴となっており、そのおかげでどの席に座っても圧迫感がありません。後席も広く見晴らしもいいので快適です。
十分な室内と荷室の広さを確保しながらもサイズはそれほど大きくないので、不便な思いをすることもないでしょう。
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フォレスター
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クロストレック
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ステラ カスタム
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