ベントレー ブルックランズ解説

ブルックランズはベントレーから発売されていたセダンあるいはクーペです。

初代モデルはセダンタイプで、1992年から1998年に通常モデルとしてラインナップされました。2代目モデルはクーペタイプで、ベントレーの伝統を今に継承するモデルとして、2008年から2011年の間にわずか550台という限られた台数のみ生産・販売されました。その製造工程には伝統的な技術が用いられ、職人によって手作業で組み立てられています。

エクステリアはアルナージなどを連想させるベントレー伝統のデザインです。ブランドを象徴するグリルとロゴのオブジェが配置されたフロントデザインは、ヘッドライトとともにブルックランズならではの重厚感を演出しています。

ボディサイズは全長5411mm、全幅2078mm、全高1474mmで、広々としたキャビンにはファーストクラスの居住空間が確保されています。

インテリアには高級なレザーが贅沢に使用され、パイピングを取り入れたデザインからはベントレーならではのクラフトマンシップを感じることが出来ます。

エンジンは6.75リッターのロールス・ロイス製ツインターボV型8気筒OHVエンジンを搭載。最高出力は537PS、最大トルクは1050Nmを発揮します。重量が2600kgを超える巨体ながらも0-60mph加速は5秒、最高速度は296kmと、スーパーカー並の性能を持ち合わせています。トランスミッションはZF製の電子制御6速ATです。

現在、ベントレーブルックランズは市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、ベントレーブルックランズの物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。