人気絶頂のSUVだけど、選択肢はそれだけじゃない!
世界的なトレンドとなっているクロスオーバーSUVですが、実は明確な基準はありません。
クロスオーバーとは「違う分野を組み合わせて、新しい物事を作り出す事」、SUVは「スポーツ/レジャーに適した利便性を備えたクルマ」を意味しています。言葉だけで判断すると「何でもアリ」というわけです。
そのため、現在は用途やそのクルマのコンセプトに合わせてジャンルは細分化されています。
例えば「一人で使う/家族で使う」、「カッコで選ぶ/居住性で選ぶ」、「オンロード主体/オフロード主体」などが挙げられますが、その中でも各性能をバランス良く実現したモデルが今回紹介するスバル「XV」です。
現行モデルは2017年に登場、2020年10月にビッグマイナーチェンジがおこななわれ、モデルライフとしては折り返しとなりますが、激戦区といわれるコンパクトクロスオーバーSUV市場で今も安定した販売台数をキープしています。
インプレッサをベースに力強さを表現したエクステリアのXV
エクステリアはハッチバックの「インプレッサスポーツ」をベースに、200mmの最低地上高、ボディの下回りをカバーするクラッディング処理、さらには専用のグリル/バンパーなどにより、力強さと安定感を演出しています。
ベースのインプレッサスポーツよりデザインのバランスやまとまりの良さを感じさせますが、それもそのはずで、実はインプレッサスポーツのデザインはXVありきで進められたそうです。
インテリアは、エクステリアほどインプレッサスポーツと大きな違いはありませんが、ステッチやワンポイントなどで差別化。質感が高められたインプレッサスポーツのインパネ周りに、カジュアルだけど子共っぽさを感じさせないさり気ない“XVらしさ”を演出しています。
個人的には最上級グレードのアドバンス専用の「ブラック/ネイビー」のコーディネイトがスバルらしからぬ(!?)クールな印象でお勧めです。
「e-BOXER」モデルなら力強い加速と低燃費を両立!
パワートレインはガソリン(1.6リッター-NA)も用意されますが、主力は2リッター+モーターの「e-BOXER」です。
e-BOXER化により実用回転域の背中を押してくれるような自然なアシストはもちろんですが、水平対向エンジンの弱点のひとつであるアクセルを踏んだ際の応答性の悪さを上手にカバーすることで、ドライバビリティが向上していることが嬉しいポイントです。
最新モデルにはSIドライブと協調する「eアクティブシフトコントロール」を追加。SモードではアクセルOFF時もエンジンの回転域を高めにキープするので、ワインディングなどではよりリズミカルに走らせることが可能です。
>>SUBARU「XV」を詳しく知る【オフィシャルサイトへ】
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