車両の改良に合わせてX-MODEも進化
X-MODEが初めて搭載されたのは2012年にデビューした4代目のフォレスターです。その後アウトバックやXVなどにも採用が広がっていきますが、それにあわせてX-MODEもしっかり進化しています。
たとえばXVに初搭載された2017年デビューの3代目モデルでは、それまでステアリングを切るとリアタイヤに配分されるトルクが絞られたのに対して、ステアリングを切った状態でもしっかりとリヤにトルクを配分。ハンドルを切った状態で発進する際のスタックや空転を防ぎ、走破性を高めました。
2018年登場の5代目フォレスターでは、それまでのオン/オフの切り替えのみから、2モード式に進化。オン時の作動状態を「スノー・ダート」と「ディープスノー・マッド」のふたつから選べるようにしています。
ちなみに、「スノー・ダート」は従来と同様の制御ですが、「ディープスノー・マッド」はより過酷な状況でタイヤの空転を止めるのではなく、トラクションコントロールによるトルクの絞られすぎを防ぎ、空転を許容しながら前へ進むトラクション重視の制御としました。
さらに2022年末にデビューした新型クロストレックでは、後退時にもモーターアシストを作動させて前進/後退を繰り返してスタックから脱出する際の脱出性を向上。
また車速が40km/h以上になると自動的にX-MODEがオフになったこれまでの制御に対し、新型では40km/h以上になるとスタンバイ状態となり、車速が35km/hを下回った時点で再び自動復帰する制御となりました。
車速に応じて自動で切り替わることで、走行状況に応じて柔軟に対応することが可能になり、雪道を走るときはX-MODEに入れっぱなしでも構いません。
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X-MODEはスバル独自の技術なので、組み込まれるのは基本的にスバル車のみです。しかし例外があります。それはトヨタ「bZ4X」です。
同車はスバル「ソルテラ」と共同開発されたこともあり、悪路走行デバイスとしてX-MODEが搭載されています。
また、それに付随する機能として極悪路でドライバーがアクセルやブレーキを操作しなくても車速を一定に維持する「グリップコントロール」もソルテラと同様に搭載されています。
X-MODEが愛車に組み込まれているというスバル車オーナーならば、せっかくのこの機能を使わないのはもったいないことです。雪道を走る際に使ってみてはいかがでしょうか。
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