「SUBAROAD」って一体ナニ?
スバルが作ったドライブアプリ「SUBAROAD(スバロード)」を体験してみました。
SUBAROADの特徴は、スバル車らしい走りを楽しみながら、ショートトリップを盛り上げてくれるさまざまな仕掛けがあることです。
![](https://kuruma-news.jp/ex/wp-content/uploads/sites/4/2022/07/20220705_subaroad_001-1000x667.jpg)
通常のカーナビだと、目的地を設定すると現在位置からの移動ルートは距離優先や有料道路優先など、「早さ」「安さ」「疲れの少なさ」といった条件で複数のルート提案が出され、それをドライバーが自ら選ぶという仕組みです。
しかしSUBAROADは、これまで当たり前だと思っていたカーナビとは180度違う発想で作られています。
SUBAROADのコンセプトは、「いつもとは違う道、いつもより遠くへ」という、走りの楽しさを優先し、「走る道のすべてを発見と刺激へナビゲートする」というのです。
2022年7月時点でリリースされているルートは5ルート。
伊豆半島には3つのルートがあり、「高原から深海まで~ディープな西伊豆ドライブ(走行距離67km、所要時間1時間40分)」「動き続ける伊豆半島~2000万年の歴史を走る(83km、2時間10分)」、そして「愛車と一体となって半島の突端まで駆け抜けるアドベンチャーツーリング」(120km、2時間50分)」という、どれも走る前からワクワクするルートです。
そのほかにも、スバルの本拠地である群馬では「四万ブルーを目指して。群馬の真ん中で、彩りワインディング!(77km、2時間)」、また房総半島での「地球規模の大事件を追え! 低地のワインディングを走る房総ドライブ(107km、2時間30分)」があります。
そのなかから、今回は房総半島のルートを選択して、実際に走ってみました。
スタート前の準備として、コースを編集することから始まります。
あらかじめスタート地点から順に通過ポイントがガイドブックのように掲載されていて、またオプションとして寄り道スポットを選択することも可能です。
次に、音楽の設定です。「旅の始まりに聴きたい曲は?」や「ワインディングロードで聴きたい曲は?」など、それぞれの通過ポイントで聴きたい曲をスマホのライブラリから、または音楽ストリーミングサービスのAWAと連携することで設定。
地図情報とGPSが連動して、ベストタイミングで音楽が流れ始めるという、粋な演出が楽しめるというわけです。
そして、スマホと車載器をBluetoothで連携させて、走行前の準備が完了したら、スタート地点を目指すためにカーナビでの経路検索が始まります。
今回はスバル「フォレスター スポーツ」に乗って、まずはスタート地点である千葉県・木更津で大人気の「道の駅・うまくたの里」を目指します。
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