SUBAROADなら、スバル車の“スバルらしさ”を味わえる

 現地に到着すると、GPSの位置情報がスタート地点と一致したことをSUBAROADが認識するので、ここでプログラムのスタートボタンをON。房総半島を南下してゴールの野島崎を目指します。

「SUBAROAD」の房総半島ルートを走ってみた

 といっても、どんなルートで、それぞれの場所でどんな説明があったかなどをここで公開してしまうと、いわゆる“ネタバレ”になってしまいます。

 むろん、SUBAROADの体験談をSNSなどで紹介しているユーザーもいると思いますが、今回はSUBAROADでの旅の詳細ではなく、SUBAROAD全体の使い勝手を紹介することにします。

 道中で感じたのは、ドライブしながら、旅の期待感が次から次へとつながっていくことのおもしろさです。

 スマホを使ったガイドブック的なアプリといえば、美術館や博物館のなかで、展示物のそばにあるQRコードを読み込んで音声案内を受けるものなどがあります。

 SUBAROADでは、まずはカーナビでユーザーを誘導しておいてから、その場その場で情報を受け取れるという流れです。

 美術館や博物館での展示物の説明に比べると、コンテンツは道中どこでも設定できるという自由度が広いため、いつ何が出てくるのか分からないというワクワクした気持ちになりました。

 さらにいえば、スバルが、スバル車に乗る人の気持ちを大切にしながらコンテンツを考えてくれたという気持ちが伝わってくるように感じるのです。

 これは、SUBAROADというアプリとしては、当然のことかもしれません。

 スバルによると「SUBAROADを企画しようとした背景には、スバル車のスバルらしさを存分にユーザーに味わってもらうことにある」といいます。

 水平対向エンジン、またシンメトリカルAWDというスバル車の本質によって、疲れが少なく、運転が楽しく、「もっと遠くまで行ってみたい」と思わせるスバル車の原点を、SUBAROADを通じて感じてほしいという、スバルとしての強い想いがあるのです。

 SUBAROADは単なるスマホのアプリではなく、スバルとスバルユーザーをつなぐ、心の架け橋のように感じた、房総半島ドライブを体験できました。

※ ※ ※

 次回はぜひ、伊豆のルートをひとつずつトライしてみたいと思うのですが、SUBAROADのサイトを見ると、「広島」や「奥多摩/甲州」の新ルートが開発中との表示もありました。

 SUBAROADはこれから、全国各地に順次拡大していく予定。新ルートへのチャレンジを前提に宿探しをするのも楽しそうです。

PHOTO GALLERYドライブが楽しくなる「SUBAROAD」で房総半島を走った! 旅の様子をチラ見せ!(28枚)

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